パチンコを長いこと打っていれば、大ハマリや大連チャンはもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない「人」との遭遇まで……。本当に不思議なことが起こるもの。

ましてや、人より長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」はそんな場面を一度や二度は見ているハズ。

そこで、ホールで「こんな珍しい場面に出くわすこともある」ということをお伝えしていこうというのがこの『パチンコ ホールで遭遇した珍事』！

ちなみに……今回明かす珍事はあくまで各ライター陣が体験した出来事。編集部とは一切関係ありませんのであしからず。

……要は、昔の思い出話なので「編集部に何か言われても今更何かできるワケがない……」ってことです。どんなことでも、時が過ぎれば語れる思い出！

今から21年ほど前の暑い夏の日の出来事。
コーヒーレディーの美人女性にあんな恐ろしい事件が起こるとは…。

虚心は今でもその時の光景が目に焼き付いていて、夏の暑い日に豪雨になる度に思い出す。

当時、すでに設置が少なくなっていたが、設定1でも美味しかった「ディスクアップ（Sammy）」や「ビーマックス（アルゼ）」がまだ等価交換で打てるということで、車で1時間以上かけて打ちに行っていた中小ホールでの出来事。

虚心はお目当ての「ディスクアップ」を打ちに行っていたのだが、この台の背向かいが1枚扉の出入り口となっており、稼働中にゲリラ豪雨になった。

すると、まさかのドアが風で開き、虚心もディスクアップもずぶ濡れに…。まあ、AR中だったし、台が水没したらコイン出せないから、打たなきゃ仕方がないよね（笑）。

そしてARを消化した後、雨に濡れない「ジャイアント馬場のCRアッポー（高尾）」のシマへ移動。
こちらは2.5円交換なのでまあまあ釘も開いているし、服を乾かすためにも稼働することに。

すると数千円で確変大当りを引くも確変中に玉が裏詰まりになり、店員を呼ぶことになった。

そして、ちょっと時間がかかりそうな状況になった。そこに通りかかったブルック・シールズ似の超絶美人のコーヒーレディー。ミニスカートで美脚まで披露してくれていた。虚心も雨で多少身体が冷えていたこともあったので、コーンポタージュを頼んだ。

店員が直し終え台を閉めるその瞬間、下皿から「G」が店員の手を上っていった。

驚いた店員は振り払ったのだが、その「G」はコーンポタージュを運んできたコーヒーレディーの顔めがけ飛んでいった。まさかの事態にコーヒーレディーはひっくり返り、御パンティーが丸見えに💕

普段からこういう時のために（!?）パチスロで動体視力を鍛えている虚心の目は、これを見逃さなかった!

虚心の網膜が認識したお色は…黒。不二子の熱いやつと一緒やん。

そして、この黒パンツ効果の影響で10箱ほど出して、この日は快勝となった。

この日を境に、虚心の中で「G」は害虫から益虫へと昇格した（笑）。そして、人生で最もコスパの良いコーンポタージュも堪能できた。

暑い季節、ゲリラ豪雨になると、あの100万ドルの絶景をよく思い出す。

「G」よ! ありがとう（笑）。