今だにラッキートリガーを引いたことないハレンチンだよ♪

まあ、言うほど打っていないんだけどね。LT（ラッキートリガー）搭載機はすべての機種合わせても、まだ通常2000回転ぐらいしか回していない。そろそろ1回ぐらい引けても良い頃だと思うけど、やっぱり壁がデカ過ぎる！　無理ゲーだと思う。

しかし！　巷では、まどマギ3が大人気！　版権だけでここまで人気にならないことは、パチスロですでに実証済み。てなわけで、今回はなぜこんなに流行っているのかを業界人と会議してきたことについて書いていこうと思います！

スペックは普通のライトミドルのLT機。最近よくあるような図柄揃いが１／399、チャージ演出も1／399で合算1／199とかの偽ライトではない。純粋に1／199で当たって、そのうちの54％で下位ラッシュ、1％で上位ラッシュ直撃、残り45％が通常時短なしというスペック。まあ、これも数字マジックではあるんだけど、当りやすいイメージはあるよね。

とはいえ、ラッキートリガーを引かないと勝つのが難しいのも事実。下位ラッシュの大当りはすべて1500発だが、継続率は約65%。3連もしたら頑張れたと思えるような感じ。

下位ラッシュだと65%規制中に出た台よりも辛い（そりゃそうだ）。でもこんなのでも流行っているのが意味不明。版権の強さ？　期待度の高さでみんな打っているだけ？　よくわからない。そんな時に業界人Aと食事する機会があったから色々聞いてみた。

俺「なんであんなに流行る？　中古機爆上がりで150万でしょ？」

A「あれは打ちたいと思ったよ。上位入ったら1500が87%ループだし、ちゃんと速いもん」

俺「いや、それだけで打つなんてただの養分過ぎるだろ。どーせ、1k15以下でしょ？」

A「全国平均はまあ‥‥よくある回収よ。それはこれからもしばらく続くだろうね。でもうまく作られてるんだよ、あの台」

俺「なにが？」

A「ラッキートリガーの入りが。誰でもそこそこ引けそうに思わせてるんだよ」

俺「え？　だってラッキートリガー突入は27.5%でしょ？　そこは変わらないんでしょ？」

A「確かに数字上はそうなんだよ。でも入り口を広いように見せてるんだよ。下位ラッシュ中の当りは50%でワルプルに行くんだわ。そこに行くまでは全然簡単でしょ？　んで、ワルプルに勝てる可能性が55％ある。ただ50%を2回クリアするだけでラッキートリガーだもん」

俺「あー、確かに言われてみればそう感じなのか。ワルプル取れたら勝てる希望が出てくるもんな」

A「そういうこと。それを下位ラッシュでは何度も挑戦できる演出にしている。普通のラッキートリガー機って、引いたらブラックアウトとかして入るのに対して、まどマギはバトル演出として見せている。さらにそのバトルは無理ゲーという感じではなく、発展すればそこそこチャンスという感じがする。単純にアツくなれるんだよ。あれは京楽がうまい見せ方していると思うわ」

ということだった。確かに見せ方ひとつで27.5％がそんなに難しく感じなくなってる。‥‥すごいじゃんか、京楽！

出玉もヤバい。コンプリートしている人も世の中には結構おる。なんなら、俺の知り合いにもコンプリートまであと10R2回ってやつもいた。まあ、ラッキートリガー入れば約87%継続。1万発程度は通り道と言っても過言じゃないわな。むしろ2万発なんて極々普通なことかもしれん。

そして速いだけではなく、モードもちゃんと何種類か用意している。打ち手が暇にならないようにしてるってこと。そして京楽といえば法則。いっぱい用意してある。

確かに打ちたいとは思う。でも、やっぱり回らないんだよなー。開店から2時間ぐらいしてデータを見ると、1万円で150回転程度の台ばかり。さすがに打てる時期ではないんだよねー。

でもラッキートリガー機初の大ヒット機種になるのは間違いなさそう。最近の京楽、伸びてなかったからここで復活しそう。いや、SAOはマジで神台だったんだけどな！　次に出る電王だって、そこそこ楽しいはず！　すでにパチンコ業界以外でもかなり話題になってたし！　何が言いたいかって‥‥わかってるよね？　各ホールさん？　扱い方次第では金になるんだよ！　ちゃんとやればエヴァぐらいまともに稼動するんだわ！

今、稼動が良いからってそのままにしてるとすーぐに誰も打たなくなっちゃうんだから、早めに遊べるぐらいにしておいた方が無難だぞ！

そして各メーカーさん、「ラッキートリガーはすごいんだ！」「モードTYがえげつない！」とか、そんなことに頼ってるのではなく、見せ方で稼動する機種が作れるんだから、もっとちゃんと作りこんで見せてくれ！　最近の台は、ただ出玉がすごいしか伝わってこない。どの台も、もう少し頑張ってくれたら良かったのにって思える瞬間はあるんだから。