パチンコ歴が長いほど、大ハマリや大連チャン体験はもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない人物との遭遇まで、本当にさまざまなことが起こるもの。

一般ユーザーよりも長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」ともなれば、そんな場面に遭遇するケースも多いハズ! そんなパチンコライター達にパチンコ屋で遭遇した珍事を語ってもらうのが、この『パチンコ ホールでの珍事』であるッ!!

なお、ここで記載した珍事はあくまで各ライターが体験した出来事であり、編集部とは一切関係ありませんのであしからず★

どうも、1996年からパチ活している山ちゃんボンバーです。

今回は1999年頃に起きたプレミアムでミレニアムな出来事をお話します。

当時の僕はパチンコを全くやりませんで、スロットばかり打っていました。

そんな中、友達数人と行ったのは「こっそりとモーニングを入れている店」です。

おぢおばスロッターの中には聞き覚えのある方もいると思いますが、令和のみなさんは知らないですよね、モーニング。

当時のスロットはほぼAタイプしかないという状態で、まだAT機というモノがなかった時代です。

そしてモーニングとは"モーニングサービス"の略でして、「開店した朝イチ状態の店内に、既にボーナスフラグが成立している台が数台ある」というサービスなんですね。

リーチ目が出ている台もあるので、朝イチから投資1000円の1枚掛けでボーナスを獲得できる訳です。

かなり美味しいサービスですが、これ日本全国（だと思う）でやっていて、しかし一斉にダメになっちゃったんですよね。

今にして思えば「まぁそりゃそうだよね」って感じですよ。

そして1999年ではもちろん違反です。

そしたらこの後。

この後にプレミアムでミレニアムな事が起こったんですよ。

そのおばちゃん、困っちゃったんですよね、自分とこがズルしてるのも確かだから。かと言って「モーニングの台だけ打ったやないの!」とは口が裂けても言えないですからね。

そしておばちゃんは困りはてて悔しさで顔をパンパンに張らせて、小さな声でなんと「む、む、む、む、む、む、む……」と言って「もう来るな!」と言ったんですよね。

僕、ギャグ漫画以外で初めて見ました、「む、む、む、む、む」って口に出して言ってる人。あれはプレミアムでミレニアムの奇跡でしたね。

翌日からモーニングは入らなくなりました。 めでたしめでたし。