ビビるのが「タバコが吸えないこと」

※過去の「それはきっとこういう事情」はコチラから！

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわる答えのでない疑問にざっくりと答えるコチラの企画、今回のネタは「20～30年前のユーザーが今のパチンコ・パチスロ見たらどう思うのかな？」というもの。

なるほど。どう思うんだろう。質問内容の時期に10年の幅があるんでここは真ん中をとって25年前としましょうか。なので2000年頃のユーザーですな。だったら、ちょうど筆者がパチンコ・パチスロを打ち始めた時期と合致するんで分かりやすい。

当時はパチスロは4号機の爆裂AT機ブーム前夜くらい。パチンコは初当たり1/315ので確変は50%のループというスペックで画一化されてる時期ですね。

スロのほうは黄金期と言ってもいいと思いますが、パチのほうは暗黒期に近いかな。でもこの時期に「CR天才バカボン」とか「CR必殺仕事人」なんかが登場してるので、スペックで勝負できない代わりに液晶演出がゴリゴリに進化した時期でもある。と、そんな感じ。

んで当時の人が不思議な力で令和の今の世に転移してきたとして、もしパチ屋に入ってなんか打つとするなら、まず最初に思うのは「未来の台は画面がデカすぎてキショいな」だと思います。絶対これはある。スロもパチも両方。

あと「何かエロいな」というのも絶対思うハズ。

だって当時の台は基本的に硬派でしたし、「ミルキーバー」とか「クルールビューティ」みたいな例外を除けば不二子ちゃんのパンツが見えただけで喜ぶような、ある意味では健全な遊技だったんですね。

今はもうどんな演出でも隙あらばオッパイを揺らすのがマナーになってますし、パンチラやらブラチラはあって当然。なんなら声もエロいです。当時の常識からすると、ちょっと打つのが躊躇われるような、恥ずかしい台が今の世の「普通」なんですね。

そういう台がズラッと並んでるのをじいちゃんとかばあちゃんとかが真顔で打ってるわけで、多分過去のオレにはそれが異様な光景に見えるんじゃないかなと思います。

あとビビるのが「タバコが吸えないこと」かな。

昔はくわえタバコで打つのが当たり前でしたし、遊技中にも普通に店員さん呼んでタバコ持ってきてもらって交換したりしてましたからね。それが今は紙巻きタバコが喫煙所でしか吸えなくなってるんで、そこはかなり違和感が大きめのポイントかもしれない。当時のオレは死ぬほどヘビースモーカーだったし。

一方でスペックに関してはそこまで変な感じはしないかも。

というかスロのほうは恐らく中で何が起きてるか理解出来ないんで違和感の持ちようもない。有利区間だの何だのを無視するとしても、2000年つったら年末にやっと獣王が出る時期で、月によってはまだゲゲゲの鬼太郎も出てない。

要は「AT」がまだ存在してないんで、押し順ナビに従って打つ、という事すらピンと来ないかも。

なのでスロに関しては「へぇ」としか思わないんじゃないかなと。変わりすぎてて比べられないからね。もはや別ゲー。

一方でパチは権利物の存在ですでに右打ちがあったりしたわけで、基本的なゲーム性は変わらず。勿論C時短やら小当りやら中身まで考えるとぜんぜん違うんですけど、表面上のゲーム性を抜き出すとパチスロほどの変化はありません。

パッキーを買わなくても遊べるのは「あ、便利だな」くらいは思うかも。それよりもやっぱ画面サイズとエロ演出、そしてタバコが深刻すぎて後のことは頭に入ってこないかもしれない。

あとはまあ、演出がめちゃくちゃ派手だしリーチが長いなァというのは当たり前に思うでしょうけどね。

ちなみに「スマスロ」「スマパチ」については、多分そんなに違和感はなくスッと飲み込むんじゃないかと思ってます。我々もつい2年半前に経験したことですけど、実際に触ってみると、心配してたほどの違和感は無かったはず。

それよりもやっぱ、画面のデカさとエロさのほうがなぁ。うわ、マジかよこんな感じになってんのか、みたいな感じで引くと思うんですよね。

はい、というわけで今回のネタである「20～30年前のユーザーが今のパチンコ・パチスロ見たらどう思うのかな？」に対応する答えがコチラ。ドン！

「デカい画面でオッパイが揺れてんなぁと思うんじゃないかな」

あとタバコね。なんで吸えねーんだよ未来人バカじゃんみたいな感じで、すぐに元の時代に戻りたくなるだろうね。

と、今週はここまで！　また来週～！