ホントにあったパチ屋の事件簿、第3回。

パチ屋で起こる感情として、一般的には「ワクワク」や「ドキドキ」。そして、たまに「イライラ」などでしょう。

しかし、今回はそういった感情ではなく「ムラムラ」してしまった方のお話をご紹介していこうと思います。

2024年1月6日、愛知県名古屋市中区の某パチンコ店で事件は起きた。当時23歳の男性消防士がいつも通り勤務を終えて、その帰宅途中にパチンコ店へ立ち寄った…いや、もしかしたら勃ち寄ったのか？

普通の人なら、魅力的でワクワクさせてくれそうな台に眼が行くところだが、こちらの男性はこの日、魅力的でムラムラする女性店員のセクシーヒップに眼が行ってしまったようだ。

そして、消防士という職業であったが、心のムラムラを鎮火することができずに、女性スタッフのお尻をスカートの上から触って立ち去ってしまった。

当然、通報され、男性消防士は警察の任意聴取を受けて、県の条例違反の疑いで書類送検された。消防局の聞き取りに対しては…、

「はっきり覚えていません」と（←こんなリスクを犯したのだから、鮮明に覚えとけ！）

結果、消防局は同月26日付けで男性消防士を停職4カ月の懲戒処分に。その後、検察官により同年7月に起訴猶予処分となった。

痴漢は、迷惑防止条例違反や強制わいせつ罪（現不同意わいせつ罪）に該当する可能性があります。

自治体が定める迷惑防止条例違反では「公共の場所または公共の乗物において衣服その他の身に着ける物の上から、または直接に人の身体に触れること」と定めています。これにより発動するＣＺ（罰則）では、6ヶ月以下の懲役または50万以下の罰金チャンスが…。 さらに犯行がエスカレートすると上位ＡＴに突入し、刑法の強制わいせつ罪。 6ヶ月以上10年以下の懲役となり、純増（罰則）がグンとＵＰします。

ムラムラしても、決して触ってはいけません。虚心は自分の欲求を抑える訓練の場として、大人の寺子屋と呼ばれる「キャバクラ」で影ながら日々修行を積んでいたのです。授業料、高いけどね（笑）。