ラッキートリガー機「e北斗の拳10」を10日間打った時の収支ムラはどうなるか？

ひとまず今回は4円等価交換・ボーダー±0回転の台を12時間打ったものとしてシミュレート結果を見ていこう。

最初に1日単位の勝敗関連数値を見ていただき、10日間の場合と比較するとという流れで行ってみたい。

■1日単位の収支ムラ　17.3回／千円（10000日）
勝率　45％
平均投資額　57900円
5万円以上勝つ割合　26.6％
5万円以上負ける割合　32.7％
10万円以上勝つ割合　13.3％
10万円以上負ける割合　11.4％

1日の平均投資額が6万円近くもかかる。5万円以上の勝ち負けは日常茶飯事で、10万円以上も決して珍しくない。

また収支チャラの台なのに勝率は45％しかないため、1日単位で見ると負けの方が多くなるという性質がある。

では10日単位ではどうか？

■10日単位の戦績　17.3回／千円（10日間×20000回）
10日トータル勝率　49％
10日最高勝ち額　+103万1500円
10日最高負け額　-71万1000円
20万円以上勝つ割合　23.7％
20万円以上負ける割合　21.8％
30万円以上勝つ割合　13.3％
30万円以上負ける割合　12.1％

1日単位では45％だった勝率が、10日単位では49％まで上がっている点にまず着目したい。

これは「負けやすいが、勝つときは大きい」という1日単位収支の性質が、10日間になればだいぶ平均化されてくる。

10日間のトータル収支は、最高が約103万円、最低が約マイナス71万円となっている。つまり、収支チャラの台を打っているのに10日間で100万円以上勝ったり、70万円以上負けたりすることもあるのだ。

10日間で20万円以上勝つ（負ける）確率は2割強。
10日間で30万円以上勝つ（負ける）確率は1割強。

収支チャラの台でもこの程度の収支ムラは出てしまうが、だからといって延々とマイナス方向へ向かっていくことはないし、その逆に右肩上がりに延々と勝ち続けることもない。

ではボーダーを超える台ならばどうなるだろうか？　次回解説したい。