パチンコを長いこと打っていれば、大ハマリや大連チャンはもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない「人」との遭遇まで……。本当に不思議なことが起こるもの。

ましてや、人より長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」はそんな場面を一度や二度は見ているハズ。

そこで、ホールで「こんな珍しい場面に出くわすこともある」ということをお伝えしていこうというのがこの『パチンコ ホールで遭遇した珍事』！

ちなみに……今回明かす珍事はあくまで各ライター陣が体験した出来事。編集部とは一切関係ありませんのであしからず。

……要は、昔の思い出話なので「編集部に何か言われても今更何かできるワケがない……」ってことです。どんなことでも、時が過ぎれば語れる思い出！

ども袴一平っす。今回はホールで目撃した珍事ってことだけど……早々ないよねそんなこと。

とは言え、30年以上パチンコを打っていたらおおよそ起こりえないなんて事も、極稀に経験することもあったりなかったり。

時を遡ること十数年。ホールはチームサプライズがホールのセンターをつとめていた。それは導入から1年経っても変わることなく、僕は暇を見つけては打ち込んでいました。

ただ、どんなモンスターマシンであれ終焉を迎える時は必ずくるもの。良い状況の店もドンドン減っていき、役モノの動きも劣化で変になっている台もしばしば。

そんなある日。ギリギリ（だったと思う）打てる『CRぱちんこAKB48』を朝から腰を据えて打ち込んでいました。

この日はなかなか大当りが引けず、早く当たんね～かなとぼやいていた記憶が微かに。そんな中、ようやく発展した「ミュージックビデオSPSP」はテンパイ図柄が「1」。打ち込んだ方ならまだ覚えていますかね？

念のため書くと、本機は図柄法則でハズれる時「ライブSPSP」と「チームサプライズSPSP」では＋1コマ、「ミュージックビデオSPSP」は－1コマになるのです。つまり前者は「48」、後者なら「1」でリーチになるとハズれた場合、中図柄に「S」が止まってしまう（Sは擬似連対応）ので、ハズれない仕様なのです。

つまり僕のリーチは大当り濃厚。沖パチモードで打っていたので、何の告知もない時点で通常大当りの可能性はかなり高かったのですけどね。当たらないよりはマシ。

そんな気持ちで演出を眺めていたら……まさかのハズレ。いや、ハズレたのはいいけど液晶の出目は「1・2・1」。ここにすっごい違和感を感じたんすよね。これはこの後どうなるのかなと凝視したら……しれっと次変動へ。

思わず防犯カメラを見てしまったよ「何かした？」みたいな。というのは冗談。このホールの「AKB48」のデータは20万回転ほど回してピッタリ確率通りなのでホールを疑うってよりは激レアな現象に遭遇出来たと満足しているっす。

惜しむらくは、この時ライターだったら「こんな現象が出たよ～」って少し自慢できたのに。

その後、昔パチンコ台のデバックをしていた旅打ちの担当さんにこの話をしたら、「う～ん、稀に経年劣化で演出がバグることもあるんですよね～」と仰っていたので、そんなこともあるんだと妙に納得したっす。

以上これが僕の遭遇した珍事でした。

それではまた！