今週の月曜は10月初めての月曜ということでパチンコの新台がお近くのホールでも導入されたことでしょう。

『P 宇宙戦艦ヤマト2202 超波動』、『P CYBORG009 RULE OF SACRIFICE VS SCARL BODY EDITION 199』、『e 乃木坂46 Ⅱ』、『Pルパン三世 ONE COLLECTION』などなど、続編やシリーズ機が多くリリースされた週でした。

そんな中、私が最も注目した機種はというと……。

『PAわんわんパラダイスCELEBRATION』！(以下、わんセレ)

2021年にリリースされた前作「PAわんわんパラダイスV」は、時短さえ突破すれば甘デジとは思えない出玉感のあるRUSHを味わることで幅広い層から支持されており、未だにどのホールでも見かける名機だ。 今作もその特徴は継承しているので基本的なゲーム性は変わらない。

ただ、前作にはなかった上位RUSHを搭載している。

メインRUSHである「わんわんRUSH」(ST50回+残保留4個)は継続率約80%のなのだが、上位RUSH「わんわん CELEBRATION」(ST50回+時短67回+残保留4個)に突入すると、継続率約90%にアップ!! 前作にもあった遊タイムを搭載しているので、上位RUSH後の遊タイムまでの残り回転数は179回転になるオマケつきだ。

※遊タイム突入条件:低確率状態250回転消化。時短67回+残保留4個は低確率状態なので遊タイムまでの回転数が減算される。

私がわんセレに注目する理由はゲーム性が好み……というのもあるが、一番の理由は違う。前作が技術介入度が高く、喰える機種だったからだ。いつかのコラムで「PAスーパー海物語IN地中海」がP機史上最強の技術介入機なんて書いたが、それに匹敵するレベルで技術介入要素が豊富にあった。簡単に羅列すると以下の通り。

【PAわんわんパラダイスV 技術介入要素】
①大当り中のオーバー入賞
②オマケの状態次第で微増する電サポ中の止め打ち
③時短消化中は基本右打ちだが左打ちでも電サポに拾わせることが出来る且つ特図2優先消化の為、残保留を4個⇒8個に。

以上の3つを駆使することで、千円あたり18回転程あれば荒稼ぎすることが出来た。

そう、”幅広い層から支持“というのは、パチプロからも支持されたという意味なのだ。その台の後継ならば、喰えるに間違いない!!

喰えることを確認するべく、新台初日である10月7日の朝、私は仕事場ではなくパチンコ屋の前にいた。抽選を受けるのなんていつ以来だろう……。平日は仕事終わり、休日は社長出勤スタイルなので、ほぼ受けることはない。それだけこの台に期待している。

導入台数は7台なので、ルートさえ間違えなければ確保出来る番号だ。いざ入店し、設置されてそうな場所に向かうと……。

よし！一番乗りッ!!
※開店から30分経っても埋まらなかったので抽選の意味はなしだった模様。

上位RUSHとならび前作と大きく変わった点がもう一つある。それは先バレが搭載されたことだ。

カスタマイズした際、盤面中央の「ワンチャンワンプ」が赤く点灯すると信頼度約70%。大当り占有率がかなり高いので、無駄玉を節約することが出来るとても優秀なカスタムだ。

早速カスタムし、実戦開始。

程なくして、先バレが発生し、ラブちゃんSPリーチに発展。炎目のチャンスアップもあり、見事初当りを射止めることに成功。

しかもその初当りが……。

振り分け3%の10R大当り!!「わんわんRUSH」直行!

っとここまではよかったのだが、まさかの駆け抜け……。

その後、少し通常時を回したが回転率が芳しくなかったので、別の店に移動することに。すると、低確率を74回転回されている台を発見。(遊タイムまで残り176回転)

そろそろ仕事に戻らねばなので、この台を消化して稼働終了となるだろう。もう一度RUSHをやりたいからいっそのこと遊タイムいってくれたらなぁ～。

願いが通じました(吐血)

てことで、本日2回目のRUSH!! これが1回目のRUSHとは違い、面白いぐらい続く。7連目を超えたぐらいだろうか。唐突にその時が訪れた。

大当り終了後、スタートのわんわんRUSHの画面でノイズが突如走り、プチュン!!

上位RUSH「わんわん CELEBRATION」に突入! 前述した通り継続率は約90%。規定連チャンをするとモードが開放されていくお楽しみ要素もある。

連チャンをするほど真ん中に鎮座しているルーブに装飾するアイテムも獲得出来る。最終的な姿は……是非その目で。にしてもやっぱ継続約90％はスゴイですわ。

最終的な結果はコチラ。

一撃2万発over。

マジで甘デジとは思えない(笑)。系列メーカーの機種で甘デジだと「PA大海物語5 Withアグネス・ラム」に上位RUSHが搭載されているが、それの非にならない爆発力があるなこれは。

その分、プチュンした時の脳汁は堪らないものがある。

面白いことは十分わかったが、ここからが本題。わんセレは喰えるのか検証してみよう。今回の実戦で得れたデータをパチマガスロマガモバイルの期待値計算ツールで計算してみたところ、

まさかの等価ボーダー14を切るという結果になった。要因はそもそものスペックが前作より甘いことと、大当り中のオーバー入賞率が激高なことそして、電サポ中の止め打ち効果が高いことだろう。

わんセレを激甘にする<完全攻略手順>や<遊タイム狙いに使える実戦上の据え置き濃厚セグ>、<釘読み解説>はパチマガスロマガモバイルに掲載しているので、実戦の前に必ず見て欲しい。

前作同様千円あたり18回転あればお宝レベル、一つの指針である単価10円は16.3回転で足りてしまう。間違えなく『2024年最も喰える甘デジ』だろう。