パチンコ歴が長いほど、大ハマリや大連チャン体験はもちろんのこと、普通に生活していたらなかなかお目にかかれない人物との遭遇まで、本当にさまざまなことが起こるもの。

一般ユーザーよりも長くホールに滞在することが多い「パチンコライター」ともなれば、そんな場面に遭遇するケースも多いハズ! そんなパチンコライター達にパチンコ屋で遭遇した珍事を語ってもらうのが、この『パチンコ ホールでの珍事』!! 今回は「恐怖体験編」だッ!!

なお、ここで記載した珍事はあくまで各ライターが体験した出来事であり、編集部とは一切関係ありませんのであしからず★

どうもカルキです!

突然ですが、パチンカーにとって最大の恐怖は「閉店時間までに確変を取り切れない」ことだと僕は思うんですよ。

ご存知の人は多いと思いますが、大阪のパチンコ屋には『確変・時短持越し』という神サービスがありまして。

「閉店ギリギリになっても続いている確変or時短中の台を、翌日の開店時にそのまま打てる」という仕組みなんですが、このサービスを逆手に取れば、わざと前日に閉店間際に確変or時短状態にしておき、翌朝から並ばずに悠々快適に目当てのパチンコ台を確保できるので、当時、若かった僕はこのサービスを台確保のためだけに利用していましたw

今回は、そのサービスを我が物顔に利用していた僕が遭遇した『恐怖体験』を語りたいと思います……。

約9年前、大阪に住んでいた頃の話。

いつも通っていた小規模ホールで「CR地獄少女 弍」を遊技していたんですが、ボーダー以上は回せていたものの如何せん運に恵まれず、当時、投資がかさんで5万円以上負けていたのを覚えています。

釘の状態も良かったので、翌日もこの台を確保して遊技したいと思い、いつものアレやりますかっ! …という軽い感じで持ち越し狙いにシフト変更。

閉店まで残り20分という所でやっと確変に入れ、このままキープしようと少し休憩していた時に、何やら外がパトカーの音で騒がしいことに気がつきました。

何? 何? 事件でもあったんか!?

と思い、野次馬しに外に出てみると、店の前には大量のパトカーと大勢の人だかりが……。

丁度目の前に警察の方が立っていたので、「何かあったんですか?」と聞いてみたところ、「換金所で強盗未遂がありまして……」。

幸い怪我人は一人もおらず、犯人は何も盗らずにそのまま逃走したとの事。

警察の方と少し会話をした後、それじゃ遊技中なのでこれで失礼します。と言って、刑事ドラマでよく見る「KEEP OUT」と書かれた黄色いテープを跨いでお店に入ろうとした時です。

「中に入らないでください!!」

大声で警察官に制止されてしまいました。

「ふぇっ!? お店の中に遊技中の台が……」と僕が反論すると、「現場保持のため中には絶対に入らないで!!」と警察官に怒られてしまいました。

この時、僕の得た教訓は「犯罪と野次馬はダメ、絶対!!」でしたね〜。

あと、警察官の人は怒らすとかなり怖かったので、軽いトラウマになりました。

これが僕の身に起こった、悲しい結末を迎えてしまった恐怖体験となります……。