この筐体は北斗のイメージですが、「チャングムの誓い」「ハクション大魔王」なども出ていましたね。そしてこちらの「GAMERA」も登場しました。

スペックはゴリゴリのMAXバトルタイプ（1/399.6）。確変突入率は77％。最大出玉は約1380個。当時の他のMAX機と比べるとやや物足りなさがあるような気が……。しかし、良い所もしっかりあり、バトルで敗北したとしても10R（約860個）貰える仕様でした。

他の機種は大体2R通常を引いて終わり。もちろん出玉もほぼ無しで終了というのが当時の流れでした。そう考えると、地球に優しい設計だったのかもしれませんね！

メイン演出は平成に公開された映画を使用されています。

こんな感じで劇場版3作品が実写リーチに使用されていました。この実写リーチが大当りが王道ルート。と言っても、信頼度的には凄く期待できるものでは無かったです。でも最強リーチで信頼度43.4％。

そんな時代の台でした。ちなみに昭和怪獣たちも登場しています。

昭和の怪獣ですが、キレイになりましたね。今時の怪獣って感じがします。ちなみ昭和怪獣のリーチは直当りはほとんどしません。ここから平成怪獣の実写リーチへ発展待ちです。

わざわざ昭和からやってきたのに、出番が少なかったのには中の人たちも怒りますよね、わかります。←おい

予告ではキリン柄や群予告といった激アツの代名詞的な予告が多数あります。

「キリン柄がアツい!!」と当たり前のことを堂々と言ってしまうパチマガ、さすがです。

さて、そんなガメラですが皆さん見たことはありますか？　「ゴジラと同じでしょ」と思っている人も多いのではないでしょうか？

全然違いますよ！　ゴジラは人と共存していくのは難しい怪獣。敵が出てくれば戦って倒してくれますが、正義の味方とはちょっと違います。「ゴジラVSキングギドラ」で人に対して光線を出してましたからね（ちょっと因縁のある人に対してでしたけど）。

でもガメラは人と心が通じ合える存在です。「ガメラVSギャオス」では人が攻撃されそうになったところを守ってくれていました。それに「ガメラVSレギオン」では、一度やられた後も子供たちの祈りによって復活するシーンなどもあります。

……あ、映画の話をしていると終わらないので、次はバトルモードへ（実は特撮怪獣映画がめちゃくちゃ好きな筆者）。

確変の「爆闘モード」は主に3種類の敵が登場。

イリスは信頼度約82％だが、他は信頼度約54～57％と大きな差がないです。一応、超激アツとして「バイラス」と「昭和ギャオス」が出現することもあり。昭和怪獣、ここでサンドバッグとして大活躍ですね！

本機はバトルに発展した時点で通常への転落は否定。そのためバトルは安心ルートということになります。

予告は主にコメント予告。

キリン柄は出現しても大当り濃厚ではなく、バトル発展が濃厚（信頼度約74％）。赤でピンチルートに発展することもありました。今じゃ考えられないですね。

あと当時からずっと気になっていたのですが、液晶上でずっとガメラが回転しながら戦闘機と同じ速さで飛んでいます。目は回らないんでしょうかね？

さて、チャンスもあればピンチもあり。バトルに発展しなかった場合はこちらのピンチルートへ発展します。

このソルジャーレギオンたちを自衛軍が撃退する演出。これで失敗するとGBC（ガメラバトルチャンス）となり、大当り中に確変のジャッジをします。ラウンド中のバトルはレギオンのみ。ここで負けてしまうと時短へ突入。

時短中はコメント予告が重要。……そう、右打ち中はコメント予告が主体なのです。聞いてみるとアレですが、こんなシンプルでも十分楽しめる台でしたよ！

では一撃性能は良かったのかと言うと……当時、私は新装で打ちに行ったら朝イチから6万円を超えましたが、終わってみれば＋49000円という逆転をしたことがあります。

そんな爆裂機のひとつですが、パチマガの怪獣「毛玉3号」も逆転劇を披露していました。

一撃ではないにしろ、しっかりと捲れることができる機種でした。

あと楽曲も良かったですね！　映画でも使用された爆風スランプの「神話」を大当り中に聴くことができます。

そんな本機ですが、実は今も777タウン（ネットゲーム）で遊ぶことが可能です。コロナであまり外出できていない方々、この機会に遊んでみてはいかがでしょうか？

お金のかからないパチンコも悪くないですよ☆