12月2日に導入され、本誌の稼働調査記事でも早くも稼働ランキング1位を記録しているPゴジラ対エヴァンゲリオン セカンドインパクト Ｇ。

この大人気機種のとある事について編集部に一部ユーザーから報告が届いているため、ここに共有したいと思う。

簡潔に言うと「V入賞でのパンクが起きる」ということだ。

さっそくその原因と対策を紹介していこう。

本機のVラウンドは4カウント目がV入賞する仕様になっているため、一般的な機種のように1個拾わせばOKとはならない。3カウント以下ならすべてパンクになる。

Vアタッカーが開き始めるのも速いため、少し打ち出しが遅れてしまうとそれだけでパンクの可能性が高まる。

本機は1種2種の転落小当りタイプながら時短100回を搭載するという離れ業を達成しているため、おそらくは時短中に高速開閉した際にV入賞してしまうのを避けるための仕様ではないかと考察する。

上写真が本機の盤面右のゲージ構成となる。

オレンジの通常アタッカーが最上部に設置されているのでアタッカーが近い印象があるが、実はVアタッカーは写真のBの位置。見ての通りもっとも遠い位置にある。この遠さが打ち出しの遅れを許さない要因のひとつ。

さらにVアタッカーより手前のAの位置には本機唯一のこぼしポイントも存在。ここの状態次第では、打ち出しが遅れてしまい慌てて右打ちしたもののアタッカーに流れるはずの玉が運悪くこぼしに喰われ続けてアタッカーに届かず4カウントに間に合わないということもあり得なくはない。あまりにも酷い台は避けるようにしよう。

さんざん不安を煽るようなことを言ってきたが対策はカンタン。

出遅れさえしなければ大丈夫だ。

「Vを狙え」が出てから打ちっぱなしにしてもパンクすることはほぼ無いが、タイミング次第では10カウント取れないこともあるので安全に行くなら、

「大当り後、揃った図柄が777に昇格したらすぐ打ち出し開始」がベター。

これを守り続けるだけでしっかりと出玉を獲得しながらRUSHを楽しむことができるぞ。

元々常時打ちっぱなしの人ならパンクおよびフルカウントできない心配はないが、バトル演出を楽しむことに重点が置かれている本機ではバトル中は打ち出しを止めて見守っている人が多いと思うのでここに注意喚起させてもらった。

バトル中は演出をしっかり楽しみつつ、777表示で歓喜の右打ちを開始しよう。

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