土曜日19時は目の保養に最適な（!?）パチンコのあんな予告やこんなリーチをイッパイ取り上げていくぞ!!
今回登場するのは『CRローズテイルアルティメット』（豊丸・2006年）だ。

それではGO!!

オリジナルキャラであるメイドの主人公“のばら”が活躍する萌え系パチンコ初代シリーズの本機。

3タイプあり、『CRローズテイルアルティメットF』が当選確率1/317→1/31.7・確変突入率60％・出玉約1590個（16R）・すべての大当り終了後に時短100回、『CRローズテイルアルティメットK』が当選確率1/398.5→1/39.85・確変突入率70％・出玉約1590個（16R）・すべての大当り終了後に時短100回、『CR野薔薇物語H』が当選確率1/228.5→1/22.85・3回ワンセットのラウンド変動型権利モノタイプ（2R：4R：8R：16R＝30：20：10：40）だ。

盤面右にある役物「のばらフィギュア」がカタカタと動けばチャンスとなる「フィギュア予告」を搭載。長い時間動いているほどに期待度アップとなった。

演出はまず3つのモードがあり、主人公の「のばらモード」はステップアップ予告が中心、ツンデレお嬢さんの「栞モード」は栞の豊富なアクションが存在、悪いオッサンの「義元モード」ではボタンPUSHで出るセリフに注目だった。

予告アクションも多彩。

ステップアップ予告では、S5のスポーツカーが青なら信頼度アップ。

右図柄が回転してスベるスベリ予告は発生で期待度アップ。

群予告である天使群は信頼度大幅アップだ。

キャラカットイン発生は激アツ。着物の栞は超激アツだった。

栞モードでは栞関連のアクションが死ぬほど多く、タオルに「当」マークやVサインなどの大当り濃厚パターンももちろんあった。

のばらの水着は信頼度アップ、OL服なら超激アツだった。

また、背景に漁船出現などの超激アツパターンもあった。

リーチになれば栞がプールに飛び込み泳ぎ始めるが、発展時のパンツの柄によって期待度が変化した。

泳ぎ方がクロール以外なら期待度アップで、平泳ぎならチャンス、背泳ぎなら超激アツだった。

リーチアクションも様々なスーパーがあり。

魔法リーチはペットのウィミイ出現でチャンス、懇願リーチは祈りが通じれば大当り、ガーデンルーレットはハズレが少ないほど期待できた。

のばらVS義元の対決リーチが本機のクライマックス。カットインのキャラや必殺技の組み合わせによって期待度が変化した。

また、本機は通常図柄大当りでもラウンド開始時やラウンド中、「おしおきタイム（時短）」突入時やおしおきタイム中に“超”マークが出現すれば確変「超おしおきタイム」に昇格した。

豊丸の変態イズム×萌え系のコラボであった本機は、演出も非常にマニアックで当時はとても雑誌では紹介しきれないくらい細かい芸が詰まっていたと思う。結果的に後継機も登場したし、シリーズ的には成功したんだと思うが、唯一の欠点は甘デジタイプがなかったことかな。