土曜日19時は目の保養に最適な（!?）パチンコのあんな予告やこんなリーチをイッパイ取り上げていくぞ!!
今回登場するのは『CRバニーガール』（HEIWA BROS・2004年）だ。

それではGO!!

平和の新本体ブランド（※当時）HEIWA BROS第2弾となるパチンコ機として登場したのが本機だ。

1988年にオリンピアから登場したパチスロ2号機『バニーガール』、そしてシリーズ機の『スーパーバニーガール』をモチーフとした機種になる。

シリーズはハーフ時短の『XJ2』（当選確率1/315.4）とフル時短の『YJ2』（当選確率1/356.6）、ライトミドルの『ZJ2』（当選確率1/197.0・出玉振り分けあり・フル時短）の3種類あった。

液晶左には2つ穴クルーン（固定）、ステージには3つ穴回転クルーンを搭載しており、アナログ的な玉の動きも楽しめた。

『バニーガール』筐体のパネルに描かれていた3人のバニーガールが、3色の衣装を身に纏い現代によみがえった…という感じになるか。各キャラの設定もしっかりしており、黄色バニーがミキ（美希）で20歳・身長157センチ・B86W59H88、青バニーがアオイ（葵）で21歳・身長162センチ・B87W60H89、赤バニーがジュリ（朱璃）で22歳・身長169センチ・B90W62H89。

とにかく本機は、当時としてはかつてないほどの予告アクションを搭載していたことがウリの1つ。

「コイン投入予告」は1枚＜3枚＜デカコインの順で信頼度アップ。

「チビバニー予告」はチビバニー＜残像バニー＜デカバニーの順で信頼度アップ。

「リール消灯予告」は左中リール停止時に消灯で信頼度約20％、全消灯なら大当り確定だった。

「バックライト予告」は中リールで3人がV字なら激アツ、巨大バニー出現なら大当り確定。

「札ビラ予告」は液晶右下の千円札の残り枚数が少ないほど信頼度アップ（※札ビラ予告発生で千円札1枚が減る）、最後の1枚の状態で札ビラ予告が発生した場合は大当り確定。

「変則停止」による変則ラインも信頼度アップ（中リール変動＜中右リール変動）。

左リール停止時に「いや～ん」の声が発生する「いや～ん予告」もそこそこアツく、中リール停止時にも発生すればさらに信頼度アップ。

リーチの集中がある『XJ2』『YJ2』ではプラム系図柄揃いから発生する「プラムチャンス」後に約80％でリーチの集中（※最大4回転）へ。

リーチ時予告の「フラッシュ予告」は魚群並みにアツい信頼度約40％。

そして、パチスロの代表的なリーチ目になる「単チェリー予告」は、左リールに単チェリーが停止した時点で大当り確定となるプレミアム予告だった。

ミキが登場する「カクテルリーチ」は、最後のカクテルグラスが登場する段階でビールジョッキなら大当りに。

アオイが登場するスーパーは「ビリヤードリーチ」。

ジュリが登場する「カードリーチ」は、中リールにJOKER停止でも大当りだ。

『バニーガール』のリールモチーフの「5ラインリーチ」は、再変動すればチャンス。

最大11ラインにもなる「マルチラインリーチ」は、本機での最上級激アツリーチだ。

本機はまた、平和系スキップ機能である「タッチdeスキップ」を搭載しており、HEIWA BROSとしては第1弾マシンとなる。

「タッチ予告」が発生した場合はスーパーリーチ確定となり、ミキ＜アオイ＜ジュリの順に信頼度アップ。

タッチ演出には「フェード」「ブラインド」「いや～ん」などがあり、「パトライト」が発生した場合は確変大当り確定だった。

タッチして当たった場合、大当りラウンド中のバニーガールの衣装が水着に変化した。

ちょっとしたお得演出になるが、当時としては画期的だったと思う。

©HEIWA BROS