被災地に届け!パチスロ販売業者の組合が石川県に「災害義援金」を贈呈

Written by あしの
被災地に届け!パチスロ販売業者の組合が石川県に「災害義援金」を贈呈

石川県にとっては大変な一年でした

パチンコ・パチスロ業界ニュースサイト「グリーンべると」の3月4日付け記事によると、とある業界団体が何やら徳の高い事をしたそうです。まずはソースをご覧ください。

回胴遊商は2月28日、能登半島地震および豪雨被害の復興支援として、チャリティコンペで寄せられた浄財100万円を北國新聞社に寄贈した。寄付金は同新聞社を通じ石川県に届けられ、復興支援事業に役立てられるという。

引用元:【回胴遊商が災害義援金100万円を北國新聞社に寄付(グリーンべると)】2025/3/4

「回胴遊商」というのはパチスロの販売業者組合のこと。パチンコやらパチスロは色んな意味で販売が難しく(運ばれてる時に違法改造されたりするリスクがあったりする)、その販売には専門の事業者がいます。メーカーが自前で売る事も多いですけど、フィールズさんのように販売業者として名を馳せたあと機械を作り始めた所もあります。なんにせよそういうパチスロの販売に関わる事をやってるところが作ってる組合、それが回胴遊商です。

んでその回胴遊商が石川県に義援金を寄付しましたよ、というのが今回のニュース。ちなみにこの義援金はユーザーではなく会員企業からチャリティコンペを通じて募ったもので、これはおそらくはゴルフコンペだと思われます。なので、お店のカウンターとかに置いてるあの募金は、今回は関係ありません。

石川県は昨年のお正月の震災に始まり、夏場には大規模な豪雨被害に遭うという酷い一年でした。当然、そんな石川にも多数のパチンコホールはありますし回胴遊商としては会員企業もある。なので団体としてこういった形で支援を行うというのはある意味では当然なんですね。これは別にパチンコ・パチスロ業界に限った話ではないのですが、業界ニュースサイトなどを見ているとこのような義援金の贈呈や被災地支援なんかの動きはパチ業界はかなり盛んです。

確かに、全国規模の団体や組合がめっちゃあるしチェーン規模がデカい会社も複数あるので、どこで災害が発生してもだいたいは関係者や直接のお客様が被害を受けてるわけで、支援も早くなって然るべき、なのかもしれませんね。

▲義援金を渡す大饗(おおあえ)理事長(右)(引用元:グリーンべると)

お金じゃない草の根支援もたくさんやってる。

はい、今回は分かりやすく「義援金」ですけど、そうじゃないもっと細かな緊急時の支援というのも折りに触れニュースになります。

例えば、コロナ禍ではこんなニュースも。地方ニュース号外NET」にはこんな記事が残っていました。タイトルは「臨時休業中のパチンコ店BB ステーション日暮里店はお弁当、野菜の応援販売をしてます。」というもの。

東京都の外食産業はコロナ禍で営業自粛をするところが大半だったんですが、そういう所のために、同じく営業自粛中の「BBステーション日暮里さん」が。店先でお弁当を購入できる販売スペースを作った、という話でした。同じビルの「山内農場」さんのお弁当なんかもあったんですけど、要はこれは同じ商店街であるとか地域のお店のためにやってた事なんですね。

ちなみに当時は筆者もここの販売スペースから何度かお弁当を購入しましたが、この頃はパチンコはどこも閉まってて「パチ屋に行く」という日常のルーチンが完全になくなってた時なので、たとえお弁当を買いに行くとしても、パチ屋さんの店先に向かうのはなんだかワクワクしたもんです。ちなみに弁当も超美味しかった。

と、あとは有名なのは「ぱちんこ防災拠点ネットワーク」というのもあります。これは台風や水害の際に、車を避難させるのに立体駐車場なり屋内駐車場を開放しているパチンコ店を探せるというサイト。コレなんかもすでに動き始めてしばらく経ってる試みなので、台風シーズンには実際に助かった方もいるかも?

このような草の根的な支援の例は、実はパチ屋さんには無数にあります。すごい!

担当ライター

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