パチンコ・パチスロ界隈の年末年始の風物詩である「オールナイト営業」。

イメージとしては、『勝ちづらい、普通では味わえない異様な雰囲気を楽しみにいくもの』と捉えている方が多い印象だが、果たして実際どうだったのか?

昨年末オールナイトに参戦する上での注意事項を本サイトで執筆してくれた過去6年連続参戦中のまっつんが2024-2025も参加してきたので、その模様をレポートしていくぞ!!

パチスロのほとんどがスマスロ、パチンコ市場のメイン機がラッキートリガー搭載機と荒波機が多い現状の中、果たしてどのような結末を迎えたのだろうか……。

 

まっつんが実戦店舗に選んだのは、設置台数500台ほどの中小規模ホール。

その理由は、勝つ為の最善策である「技術介入で機械割が100%を超えるパチスロ機」を確保する為だ。

12/31 8時30分にオールナイトの幕開けである入場抽選が開始。

引いたのは、54番。

悪くないようにも思うが、後ろにはたった4名しかいない。つまり抽選に並んだのは約60名程ということになる。

朝一に埋まったのは、【2スロ>スマスロ>介入機>沖スロ】の順。

順番はつけたものの実際のところ、まともに埋まったのは2スロのみであった。その為、抽選番号は悪くても狙い台の一つである「新ハナビ」を無事に確保することが出来た。

まだオールナイト営業が始まったばかりとはいえ、戦々恐々としているような感じはなく、少し拍子抜けするスタートだ。

オープンして数時間が経過したお昼頃の稼働率は以下の通り。

【レート別 稼働率】
20スロ2割
5スロ4割
2スロ7割
4パチ 数人程
1パチ 20名程

【20スロジャンル別 稼働率】
スマスロ 5割稼働
介入系   フル稼働
メダル機 1割稼働

特にAタイプと状態が芳しくないパチンコが顕著に動いてない印象。ただ、Aタイプの稼働している台はみな設定差のある子役を数えているので、設定を過去使っていた事はあるのかもしれない。

稼働が良好の方であるスマスロでさえ、13時を過ぎてもまだ0ゲームの台もあった。

想像するようなお祭り感はいまだ感じない。

私の方も機械割100%を超える機種を打っているはずだが、投資63000円 持ちメダル1000枚ほどと厳しい展開だ。

20時半になっても稼働率は2スロが多少落ちた程度で変わらず。

本来では閉店時間を迎える時刻が迫ってくるにもかかわらずあがってこないので、嫌な予感はしていたのだが……。

年越しのカウントダウンなどはなく、マイク挨拶のみ。

これまた皆さんが想像するオールナイト営業とは異なるのではないだろうか?

ただ、0時を超えた後4パチの稼働人数が20名まで増えた。やはり異様な空気を味わいにくる人はいるということだろう。

20スロだけでなく、若干稼働率が下がってきていた2スロもいつの間にかほぼ満席状態に。大手が2スロをオールナイトのみ20円にする傾向にあるので、低貸のオールナイト営業は需要があるのかもしれない。

稼働率があがったとはいえお祭り感が出るほどではなく、そうなってしまうと自分のモチベーションを保つことが出来ない。

午前6時30分、ギブアップ。

投資82000円 3772枚
回収56840円 2922枚

酷い目にあった……。

帰りがてら大規模ホールを覗くと、午前7時の段階で稼働率は8割オーバーｗ

これだよ!
イメージしていたのは!!

設定も全体の2%ぐらいはありそう…。

このホールではないが、「パチスロ からくりサーカス」を全台高設定にした大規模ホールもあったとか!?

特にスマスロに言えることだがコンプリートで打ち止めとなってしまうので、かなりそこが稼働率に対してネガティブに働いていたように感じた。

通常営業じゃ不可能な2万枚オーバーを目指していた5号機以前とは、かなり変わった印象。ただ、コンプリート機能がもたらした影響はマイナスな事ばかりではない。

無限に出せないからこそ、前述した全系など年々高設定の数が増えてきていると思う。

パチンコに関して言えば、ボーダーマイナス前提にはなるけども、今年増えそうなデカヘソタイプはへその状態で千円あたりの回転率を変えづらい為、オールナイト向きといえるだろう。

来年参戦予定なら抽選勝負になるが、今年のデータやXのポスト等を早めに精査して高設定に期待できるが大規模ホールにいくことをオススメする。

今回私が行ったような抽選勝負になりにくい中小ホールだと、お祭り感を味わう事すら難しくなんでわざわざきたんだっけとなってしまう。