人気者よりもちょっと不人気くらいの方を応援したくなる。天邪鬼生物メシUMAです。

パチンコに長年関わっているとはいえ、自分はただのパチンコ好きの一般人。ツマらないと感じたらどんなに人気の機種だろうと、正直記事のテンションは低い。

逆に、本当に面白いと感じたら稼動がイマイチでも何とかして魅力を伝えたくなる。（←それが出来ているかはさておき）

今回はガチで面白いと感じたからこそ、取り上げたいと思うこの機種。

『P麻雀物語4』。

最近は仕事と個人的事情で、パチンコ自体をそこまで打てていないのですが……演出バランスの秀逸さに脱帽している次第。

特に、「クラシックモード」が神すぎる。今年上半期ではメシUMA的に1位と思う面白さなんですよね。

稼動から見るに、そこまで大人気って感じではないんですけど……。だからこそ、この面白さを推したい。

『パチマガスロマガモバイル』の新台実戦記事でも色々語らせてもらっているのですが、クラシックモードは「実質先読みチャンスカスタム」ではあるものの、先読みが絡まず当たることも結構ある。コレが個人的にツボなんですよね。

パチマガスロマガモバイル『超速ニューマシン・P麻雀物語4』の記事はコチラから

上の新台実戦記事でも、先読みが絡んだのは『先読みから1回大当り／初当り4回』でした。

その後も打っているのですが……やっぱり先読みが絡まず当たる方が多い。クラシックモードでの先読み予告は現在『2件大当り／5件出現』（通常時982回転）。トータルでは信頼度40％ってところ。

全大当りでいうと『先読みありで2件大当り／7件大当り』で、占有率にして28.5％。待ちだけど待ちになりすぎていない……ってのが絶妙なんですよね。

最近の初当りパターンを挙げると、こんな感じです。

保留変化（点滅）から、保留変化（赤）＋ゾーン突入。

その後はスペシャルカットイン→風上三姉妹リーチ→金カットインで大当り。

クラシックモードでも、最後まで緑保留のまま……ってことが結構あるので、保留変化が出ても「赤」に到達しないと結構厳しい印象。（←緑保留以下はやきとりチャンス発展とかでもハズれる）

逆に、ここまで複合するとまずハズれない。

な～んてこともない連続予告×3からリーチ後に突如『スペシャルカットイン』。

とはいえ、麻雀SPリーチ発展も1人パターンで「茶番だろ……」って思っていたら終盤の『金カットイン』から大当り。

この『1個出現した激アツ予告から当たってくれることがある』のが本機最大の魅力。他の機種だと、低信頼度リーチの時点でほぼ茶番じゃないですか？　カットインが強いとはいえ、最後まで分からないのが楽しい。

最近のパチンコの「リーチ前予告でテンション上げさせる→リーチ中でトコトン下げる」みたいなの、もう飽き飽きなんですわ。

アツい位置付けの演出が出たとき、最後まで大当りの希望を持って見ていられる。コレが神バランスだと思う。

連続予告×3（赤系予告があったくらい）→ライバルSPリーチ中になぜか『群予告』→麻雀SPリーチ・共闘（赤カットイン）。

いくら何でもハズし……たと思ったら、復活大当り。流石にないと思って、復活時の写真以外撮らなかったくらいのパターン。

メシUMAがパチンコを打ち始めた頃に感じた「先読みはアツい変動の契機だけどコレ待ち過ぎない」「高信頼度予告が1つ出たら、最後まで分からない」って楽しさ、ここ10数年で久々に思い出した。

クラシックモードの名前に偽りなく再現した機種、ちょっと他には思い出せない。

「結局高評価なのって、勝ってるからでしょ？」って思うかもですが……

▲『GOLDEN役満タイム』突入時の最高連（ちな、突入は今までに3回）▲

トータルでは約マイナス1万円。それでも「また打ちたいなぁ」と思う。

ま、実戦ホールの扱い次第ではあるのですが。それでも『ヘソ賞球3個』のおかげか、千円20回転くらいの台をソコソコ見かける。そんな打ちやすい状況もあって、久々にガチで打ち込みたいと思ったパチンコ。

大人気のエヴァもアツい演出がしっかり当たる感じは楽しいのですが、個人的にはソレ以上の完成度だと思う。（←確率帯的に当たりやすさを体感できているのもありますが）

2022年上半期はもちろん、ここ数年で演出バランスは間違いなく最上位だと自分は思います。……こう感じる楽しい台が、大人気台じゃない辺りが人とズレてるんだろうなぁ。（←一応自覚アリ）