※秋山良人の過去連載まとめはコチラから。

それでは今年も晒しましょう。年末恒例のハイエナクソ芸人の年間収支を諸々伏せながらの発表です。

「勝率41.2% 時給3012円」

上記の結果になりました。今年は家庭行事と仕事のバランスが悪過ぎた結果、稼働が例年より少なくなってしまいました。去年の結果が…

「勝率42.5% 時給3262円」

こちらだったので、勝率も時給も下がってしまいました。物価が上昇しているジャパンで時給が250円も下がるという厳しい結果に肩を落とし過ぎて両肩が地面についている状況ですが、秋山的には全てを政治と石破さんのせいにして、玉木さんには年収の壁の次には有利区間の壁もぶち壊していただきたいところですね。昨今の勝率の低い機種と戦うのに試行回数が減り、上ブレよりも下ブレが多かったという成績悪化の明確な理由は分かっているので、来年はもっと稼働を増やして頑張る所存でございます。

そういえば…

こちらのイベントでも話題になりましたが、昨今のスマスロの勝率低い問題をメーカーさんやホールさんはどう考えているのでしょうか。

新台が出る度に設定⑥でも勝率が60％しかない的な情報にガッカリし、実際に現場で毎日パチスロを打っている人種も勝率の低さを目の当たりにしている現状…しかも設定差の多くがAT中に集中し、高設定ほどATが上ブレする可能性が高いという低設定に夢がない仕様ではエンドユーザーが納得してお金を入れることはできないと思います。

秋山的には高設定の勝率が低いことに関しては専業排除の流れ的にしかたないと思いますが、それも一長一短で、ピンの専業は厳しくなった代わりに軍団を増やしているような気がします。そもそも、設定差をAT中につけてしまうと判別止めされた台に夢がなく、夕方から遊びに来るエンドユーザーが触りづらい状況になってしまうので、本当のお客さんである専業以外のユーザーが一発勝負で空き台に座りづらい現状を変えるためにもAT中の設定差を大きくするのは止めてほしいですね。

もちろん、ホール･一般ユーザー･専業と求める機種が多種多様で複雑なので全てにコミットするのは不可能だと思いますし、保通協を通すために様々な条件をクリアするために開発の皆々様が賢い頭をフル回転させて作っているので、秋山のようなアホで無知な部外者が偉そうに語ること自体が愚かなことなのは重々承知の上で理想を語らせていただきました。イラッとした方々もいらっしゃると思うので、謝罪させていただきます。大変申し訳ございませんでした。

いかがだったでしょうか。2024年のラストコラムも平常運転で、すみま1000ちゃん。ハイエナ目線になりますが、今後は今まで以上に勝率の厳しい時代になると思うので、ピンの専業は…かなり厳しい状況になるかもしれません。もちろん、稼働地域の状況次第ではそうではないかもしれませんが、機種とホールに依存している我々のような生き方は救世主となる機種の登場とホールさんの対応次第なので、救いを待ちながら粛々と、そして細々と生きていきましょう。

最後になりますが、今年も秋山のようなハイエナクソ芸人のくせにエンドユーザーの気持ちを代弁している支離滅裂なコラムを読んで下さってありがとうございます。この業界に養っていただいている恩に少しでも報いたいと思っている哀れなピエロの叫びは来年も続きますので、ヒマ過ぎる通常時にでも読んでくれたら嬉しいです。今年もお世話になりました。

良いお年を！ そして良いエナを！