8月31日土曜日、3回新潟7日目の6レース、3歳未勝利戦。
天候は小雨、芝良の1600メートル外回りコース。
遂にというか、ようやく『ジャグラー』がデビューした。
父ダイワメジャー、母ヴァンゴーゴー(母父Dutch Art)という血統。
2021年のセレクトセールにおいて3630万円で落札されたサラブレッドだ。
これは誰もが認めるところだろうが、おそらく母の名前に「ゴーゴー」が入っていたため、そこからインスパイアされてこの競走馬名になったものと思われる。「馬名意味 曲芸師」…コレじゃないだろう感がたまらないね。
馬主名は寺田寿男氏。これはネット検索すればすぐわかることだが、「アート引越センター」として知られるアートコーポレーションの前身である寺田運輸創業者であり、同社代表取締役会長である。馬主としては最近では「ハピ」、2001年ダービーグランプリ優勝馬の「ムガムチュウ」などで知られているのだが、それよりも有名なのは妻の寺田千代乃氏(アートコーポレーション名誉会長)の方か。夫人の方は冠名「ディア」「マテンロウ」で知られており、今年のGⅡ・中山記念を「マテンロウスカイ」で制しているほか、「マテンロウレオ」(2022年きさらぎ賞)、「マテンロウオリオン」(2022年シンザン記念)など、最近は所有馬が大活躍中なのだ。
さて、『ジャグラー』は栗毛の3歳牡馬だが、今回がなんと初出走。
例年夏の終わりのこの時期が3歳未勝利戦の最終戦になり、今年も9月1日(日)までであった。これはいわゆるタイムリミットで、以前は秋になっても3歳未勝利戦が行われていたが、ここまでで勝てなかった場合現在においては4つの選択肢から進路を決めることになる。
まず①は、格上挑戦で1勝クラスのレースに出走すること。ただ、1勝クラスでゲートが空いているレースに限るので、条件のいいレースには出れない可能性が高い。当然、未勝利馬にとってはハードルも高くなる。
②はよくあることだが、地方競馬への移籍。これにはある程度ダート適正も問われることになる。
③は障害馬への転向。そして④が登録抹消で引退、乗馬や誘導馬などのセカンドキャリアへ転向ということになる。
『ジャグラー』はこのレース唯一の初出走馬で、中には10戦以上も経験している馬もいるワケだからハンデがあるのは間違いなかった。
そんな中、18頭立てで枠は外目の7枠15番、人気は唯一の初出走馬としてはなかなかの7番人気。鞍上は菅原明良、今年ブローザホーンで宝塚記念を制し初GⅠ勝利を飾った若手の有望株だ。
はたして…!?
ジャグラーに「遅れ」発生!?
なんと、『ジャグラー』痛恨の出遅れ。
初出走ゆえ仕方ないと言えばそれまでだが、直線まで18番目の最後方を進むことになる。
…そして、結果7着。7枠7番人気で7着って…777やないかい!!
パチスロではBIGボーナスかもしれんが、いずれにせよ3歳未勝利戦を勝てなかった競走馬『ジャグラー』には今後険しい道が待っている。JRA所属馬として生き残れる確率はかなり低めだろう。それは、例えるなら「パチンコでラッキートリガーを引く」くらいの確率かもしれない。どういう道をたどるのか、現時点では知る由もないが、次に出走してきたらたとえ地方競馬であったとしても応援したいと思う。
ただ、ラスト3ハロンの末脚はメンバー中最速の33.7秒!!
キレまくってるやないかい!! 出走馬全18頭の中でもダントツの末脚だし、よく最後方からこれだけ押し上げたものだなあ、と思う。まあ最後の直線が長い新潟ならではだけど。
とにかく、このままで競走生活を終了してしまうのは惜しすぎる。
1勝クラスのどこかに出てきても、次はもっと見どころあるハズだよ、きっと。
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