今年感動したことと言えば、真っ先に挙がるのが「WBCの日本優勝」じゃなかろうか。言わずもがな、優勝の立役者として“二刀流”の大活躍をしたのが、大谷翔平である。
いや~、凄かったよなあ。決勝前のスピーチはもはや伝説。「(アメリカに)憧れるのをやめましょう」…くぅ~っ、かっけぇええ~~!!
さらにはMLBでも“二刀流”の大活躍で、日本人初の本塁打王&2度目のMVPに輝いたワケだが、この稀代のスーパースター、なんと既にパチンコになっていたのだから驚きでしょ!? その台がコチラ、『スパニッシュスターF』(平和)!!
スターは前世でもスター!?
本機は1993年に発売された賞球数8&10、最大ラウンド数15Rのハネモノ。1991年登場の『スパニッシュスターⅡ』の後継機だ。役物が闘牛になっているが、なぜにこのテーマかと言えば、当時はスペイン・バルセロナ五輪開催の前後の時期…てなワケ。
この盤面に描かれてるマタドール(闘牛士)のイラストがなんと、大谷翔平にそっくりなのだ!! …もちろん、本機が現役当時は気付く由もない。なんとなく昔の写真を整理していたら、発見した次第である。
しかし、どう見ても大谷にそっくり! しかも、前世でも“スター”だったのだから驚きだ!! この台が発売された頃は、もちろんまだ彼がこの世に誕生する前になる(※大谷は1994年生まれ)。よりによって発売されたのが誕生の前年なんて、なんか因果を感じずにはいられないね。
それにしても、“Mリーグのスーパースター”が“Pリーグのスパニッシュスター”だったなんて、これは都市伝説級の発見ではないか。まさか令和のスーパースターの登場を予言した台だったなんて…いや~、大谷にしか見えないわ。
それはそうと、筆者が本機をはじめて打ったのは前世紀末(90年代末期)の話。場所は今はなき名店「荒川沖センター(茨城県土浦市)」。年末の帰省の際に、たびたび訪れていた“珍古台の聖地”だ。
昭和から平成、そして20世紀から21世紀へと移行する大転換期をどうにか生き抜いたパチ屋だったが、2006年に閉店。設置機種は他に、スケボーキッズやダービーキング等のハネモノ、モナコボートやそれ行け銀平等のデジパチ、チェリーバーやペガサスラビット等のパチスロ、アレンジボール等々。そんなラインナップの中に『スパニッシュスター』も入っており、ハネモノは3000個定量だったような気がする(※パチスロやデジパチは1回交換)。常連が何台も掛け持ち遊技していたり、なんなら店員も打ってたり、店内に飼い犬がいたり、玉交換後に店員がおもくそ景品交換所に走って行ったり…いやはや、なつかしい想い出ですな。
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