虚心坦懐の「浅学寡聞は損の元」、第58回。

最近では、ごく一部の攻略ネタの使える機種を除き、虚心や周りのプロ達は全くパチンコを打たなくなりました。実際、周りの専業の方たちも収入が激減し、相当厳しい状況となっております。

今回は、その理由についてご紹介していきたいと思います。

理由1：ホールが回さない！

等価交換地域で特に顕著なのですが、ヘソ賞球1個になった影響もあり、ホールはかなり削りやすくなりました。通常営業日など、虚心の地域では千円11、12回転レベルが当たり前。旧イベント日などの比較的優遇された日でもボーダー＋1回転程度なので、期待時給は数百円程度…。そりゃ、プロなら打たないレベル！　期待時給が1000円を切ったら、もはや安定収入にはならないので…。

理由2：LT機の台頭！

LT機の増加に伴い、ホールは益々、釘で還元しなくなりました。仮に良化しても、前述のようにボーダー＋1程度。LTに突入し誤爆してくれれば出玉的には見せられるため、わざわざ釘を良化する必要もなくなったのです。プロ的には、期待値は積めてもLT突入率1/1000以下の機種を好む人は少なく、多少の期待値では収支も大荒れするため打たなくなりました。

理由３：スロ全振り営業！

現時点ではパチンコよりスロットの方が圧倒的に稼働がよく、ホールも粗利が獲れるため、還元するのはスロットが中心になりました。当然、勝ちやすいのはスロットになります。そのため、期待値を積めないパチンコには見向きもしないようになったのです。

プロが触らなくなったパチンコ。パチスロでいう設定Lクラスがホールにはゴロゴロ存在しています。年金暮らしの常連客がミドルの海から甘の海に流れ、低貸しへ移動し、ホールに姿を現わさなくなるまで、そこまで時間はかからないでしょう。

私の地域では、平日のパチンコのシマがガラガラなのが当たり前となっております。果たして、この状況はいつまで続くのか!?　それとも、パチンコはこのまま無くなってしまうのか…、非常に心配ですね。

虚心も、釘は見ても試打すらしない状況になってきたので…。