この日は締め切り直前の原稿を書いてから稼働へ。昨日『SLOTバジリスク～甲賀忍法帖～絆2』の設定6を閉店まで打っちゃったからね、仕方ないね。終わり次第すぐさまホールへ。

向かったホールは 「ジャグラー推し、3台並びで設定56」 という傾向アリ。到着時点でジャグラーは満台、ふむ、6号機になっても大盛況である。

さすがにこの時間に来てジャグラーは座れないか。ジャグ以外の機種にも3台並びが存在する可能性はあるので、私は他の機種から3台並びを探すことに。

しばらく店内をウロウロしたのち（軽く『押忍！サラリーマン番長2』に触って）、目に止まったのは『S牙狼－黄金騎士－』のAT直撃を引いていると思われる台。

この台のAT直撃にはかなりの設定差が付いており、設定1と6で10倍もの差がある。確認できれば高設定の可能性が跳ね上がるのだ。

ただし有利区間リセット後100G以内は阿門ステージに滞在しており、滞在中の抽選に当選するとAT直撃のような履歴になってしまうので注意。よって重視すべきは有利区間引継ぎ後、もしくは100G以降に引けている直撃履歴となる。

てことでパチスロ牙狼に着席したのだが、私は知っている。この台は高設定でも死ぬほど荒いスペックだということを。だから多少金が入っても動じない心が必要なのだ。果たして3台並び、AT直撃という根拠だけでどこまで追う事ができるだろうか、いざ勝負。

…あの、すいません。やっぱりこの辺で勘弁してもらえないでしょうか。呀バトルを3回スルーし、投資が約3万3000円を数えたところで心がポキリと折れた。ってか金入るスピード早すぎだろこの台。僅か1230G （サラ番2含めて約1500G） 、2時間でマイナス3万8000円という厳しい立ち上がりとなってしまった。

あー久しぶりだな、この感じ。打ち終わってから、なんでこの台打ったんだろうって後悔するこの感じ。冷静に考えればAT直撃1回だけで全ツッパしてちゃ金がいくらあっても足りやしない。

一度頭を冷やし、店内を見て回る。ふむ、やはり今日はジャグラー推しなのだろう、3台並びもジャグラーに集中しているように見える。客付きも良く、良台は空きそうにも無い。これはもう詰み、だろうな。

これ以上このホールにいてもやることが無さそうだし、さすがに帰るしかないかと思ったその時、3台並んで良さげな挙動を描くとある機種に目が止まった。『チバリヨ-30』だ。

チバ…リヨ。確かに過去の傾向だとチバリヨに3台並びがあってもおかしくない。可能性は十分にある。しかしチバリヨはさっきのパチスロ牙狼以上にアレなスペックである。これを打ったらさっきの後悔はなんだったんだって話になる。家に帰ってパワプロでもやっていた方が期待値は高いまである。

だがその時、私の脳裏に当1週間実戦初日がよぎった。『押忍！番長ZERO』を追わなかったあの日のことが…！

そうだ、あの日は薄い可能性を追うか、帰るかの二択で帰るを選んで後悔した。そして今日も同じ状況。チバリヨで可能性を追うか、帰るか。負けたくないなら帰る一択だけど、負けない方法ではなく勝てる方法を見せてこそのガチプロライターじゃろがい！

「華麗な立ち回りを魅せたい」という私の欲求が勝った。その結果がどうなったかは実戦データを見て頂ければ十分でしょう。

やらかした。4時間弱でマイナス5万5000円オーバーの大敗である。昨日の勝ちが半分以上飛んで行ってしまった。高設定を一日粘って打ち切って勝ったお金が、低設定をものの数時間打っただけで消える現象にそろそろ名前を付けたい。

とりあえず今日の敗因を挙げるならば、やはり余裕こいて昼から稼働した点でしょう。そのせいで打てる機種に相当な縛りができてしまった。パチスロ牙狼を打ったことには一応理由はあったものの、そもそもこの日はジャグ推しなのだからそれ以外の機種を打つならばもっと慎重に見定めるべきだった。チバリヨは論外である。

実戦5日目にして今年イチの負け額を記録してしまいました。内容もなかなか不甲斐ない。明日からは華麗に攻めるのではなく、泥にまみれる鰈のように必死こいて立ち回りたいと思います。某バスケ漫画で聞いたようなセリフだけれども、そんな気持ちではい上がろう。

【5日目・トータル収支】
総投資　650枚+4万8000円
総獲得枚数　187枚
収支　-5万6900円相当

【これまでの結果】
1日目　 -1万7000円
2日目　+5万6500円
3日目　+1万6000円
4日目　+8万7100円
5日目　 -5万6900円
6日目　更新をお楽しみに
7日目　更新をお楽しみに
計　+8万5700円