パチマガスロマガモバイルサイトで連載していたコラム「それゆけ遊タイマーズ」のスピンオフ企画。パチンコに強いライター達が遊タイム狙いで勝利を掴むコツを紹介していくぞ!!

年末進行で更新が年明けだとまだ年始挨拶など調子が狂いがちっ。
卯年から辰年へ。
どうも奏弥です。
一度は有馬記念見ながらそそくさと原稿を書き上げたのに、翌朝誤って削除してしまって帰宅後書き直しという阿鼻叫喚のクリスマス。
23年はパチンコを打ち始めてから、一番打った時間が少なかったですね（年間総投資も前年比の約半分でした）。そのため新台を打つ割合もまた過去最低に。
と同時に、新台を実戦するYouTuberが多い中でライターとしての存在価値もほぼ自ら失われた一年でしたね。

今回は年明け一発目の更新ですが、年末稼働からお届けします。
23年の業界振り返りで欠かせないのは、3/1に駆け巡った創業約70年続いていた老舗メーカー「西陣」の廃業でしょうか。
24年に新しい台がお目見えすることはないものの、ホールにはいくつかの機種がまだ残っています。
その中でも遊タイム実戦では非常に相性の悪いPモモキュンソードシリーズ。
今回はその中からPモモキュンソードGC250Aをリベンジ戦！
過去に遊タイム経由以外に突破した経験は1割あるかないか。俺も競馬でいうところのルメール騎手みたいなセンスや卓越した技術で好成績を残したいよ。パチンカーならどんな場面でも勝ち切りたいですしね。
遊タイム機ってイメージ的にゴールは見えてはいるものの、後方からの追い込みイメージ。打つ前は少しでも他者(もしくは他台)と差をつけたくて先行策として狙いに行っているのに。今回はホールの日付的に稍重な状態（笑）。

てなわけで、西陣甘にありがちな短距離戦を選択しました。

本機は導入台数的にも、まだ多い後発のモモキュンソード閃撃と非常にごっちゃになる。
2つのスペックを軽くおさらい。

☆PモモキュンソードGC250A（21年1月導入）
・1/89.90→1/8.94
・RUSH突入率 約44.7％
・戦RUSH概要 8回転or200回転+残保留4個
・RUSH継続率 約77％
・遊タイム性能 低確率250回転消化で時短200回転+残保留が発動

☆Pモモキュンソード閃撃GCA（甘デジ/22年9月導入）
・1/99.90→1/9.26
・RUSH突入率 約45.2％
・閃撃RUSH概要 時短16回転+残保留4個
・RUSH継続率 約90％
・遊タイム性能 低確率299回転消化で時短250回+残保留が発動

まあ前者がシンフォギアタイプ。
後者が高継続機にするために回数を引き延ばしたタイプですね。

ここ3年内の台とはいえ、微妙に台のトレンドの移り変わりを感じ取れますね。

残り136回転からスタート。
遊タイムをめざすも残り30回転ほどで初当り。むぅ。

いつもは酒呑童子バトルのボタンチャージもダメダメなのだが、今回はバイブなしも赤チャージが2つ。これが見事突破して戦RUSH獲得！珍しく酒呑童子バトル突破ぁ！
さらに本機の個人的な魅力ポイントの一つ。
それは右打ち50％が10R(時短8回転：46％、時短200回転：4％）。継続率は閃撃に劣るとはいえ、偏れば10R比率で押し切ることも可能。それもあってRUSH中は大当り濃厚や10R大当り濃厚演出も盛り沢山なんですよ。
西陣台ってプレミアムの印象が地味なせいか、本機は印象に残りやすい。
これを何度か体感すると、昔ながらの演出や法則が楽しめる台。

そんな中個人的に初めて見ました! 嬉しすぎるのがこちら。
V図柄揃いです。保留内に10R大当りが2個以上濃厚なやつという、こっちの無印スペックだから体感しやすい演出。

この他にも保留連濃厚として絶対無敵アイコンなども。
こちらは10Rの一部（絶対無敵BONUS）や桃子暴走演出などから獲得できたり、

高信頼度のはぐれ鬼ミッションに発展したり、

結果はRUSHも適度にドキドキしながら10連も10R7回で勝利。

スペックの良い所引き出す神騎乗!
特にRUSH中は連しないと演出の奥深い所まで楽しめなくなっている台も多い。
こういう機種に力入れてくれとまでは言わないけど、せめて再発見要素がアリアリな台は遊ばせてほしい!
24年も西陣フォーエバーだっ!
ふとメーカーキャッチコピーの『人生の1割くらいは、遊んでいい』を思い出す。
いや10割楽しみたいですよ。
けど真面目に働く中でのパチンコとの向き合い方に気付かされた一年でした。
2024年こそは良い一年になりますように。