1種2種混合機に続き、V確変ST流行の契機となったのも「牙狼」!
※当該記事は2017年発売の「パチンコ攻略マガジン」誌上の企画再掲載記事のため、記事の内容等が当時のものとなっております。また白黒の写真が中心となりますが、ご了承ください。
「パチンコ攻略マガジン」誌上にて2016年7月より連載が開始されていたのが「パチンコ進化論」。2016年までのパチンコの歴史、その細部にまで焦点を当て、紐解いていく企画となっていました。そして今回、その誌面記事をWEB上に完全再現! あらためてパチンコの歴史を確認していきます!!
第14回目となる今回のテーマは「1種2種混合機・V確変ST機」について。今では当たり前となっているこれらのスペックも、登場当初は各メーカーとも手探り状態。そこからどんどん洗練されていき、多様なスペックとなっていきました。そんな変遷とともにその時代の名機たちをまとめて紹介! 意外な機種がその後の人気機種に影響を与えたことも!? 今回は3回にわけてお届け!!
V確変STを活かした斬新なスペックも登場!
ヘソと電チューの確変割合を実質的に変えられるV確変機の特徴を活かし、初代牙狼に劣らない爆発力を搭載した「牙狼魔戒閃騎鋼」。本機からV確変STの牙狼シリーズが始まり、一撃出玉性能の高さと潜確のないスッキリしたゲーム性で、牙狼人気の再燃に成功した。
当選確率399分の1でV確変STというスペックは、新基準機に切り替わるまで(機種としては「ぱちんこ仮面ライダーフルスロットル」まで)継続。「牙狼闇を照らす者」は新基準に対応したスペックで、他にも「牙狼魔戒ノ花BEAST OF GOLD」が2016年に登場。
「牙狼魔戒閃騎鋼」のヒットから、100回転を超えるSTを搭載している台が多く、ロングST機としてホールを席巻。MAXタイプの「スレイヤーズREVOLUTION」のST回数はなんと208回転!
また、多数の人気シリーズがV確変ST機で登場。慶次やルパン三世シリーズの他、京楽の2014年「ぱちんこ仮面ライダーV3 GOLD Version」や平和の2014年「めぞん一刻~好きなのに…~」などがある。またSammyからは2014年「ぱちんこモンスターハンター」が登場。
「009RE:CYBORG」はST突入のメインルートを時短中の引き戻しにし、連チャン率を90%に上げた高継続タイプ。STである加速RUSHの爽快さはもちろん、電サポ中の止め打ちなど攻略効果の高さでも支持を集めた。導入から2年経った今も全国のホールに残る人気機種だ。
「ぱちんこ聖戦士ダンバイン」は連チャン速度で多くのファンを獲得。ST突入画面表示中に大当りするそのスピードは圧巻!
ST連チャン率が90%を超える高継続タイプや、連チャンスピードをとことん速くした即連マシンなど、牙狼シリーズのスペックとは異なるV確変STが登場。V確変ST機内でもスペックが多様化した。
新基準への移行期に導入された「3×3EYES」や「真・北斗無双」などと異なり、新基準機はST継続率の上限が65%。そのため、確変リミッターや通常当選を含めた台など試行錯誤が行われた。
今回はここまで! 次回もお楽しみに!!
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