以前、掲載した袴一平による「究極の旅打ちパチンコサバイバル」の1つ前。2016年6月に北海道をスタートした「パチンコサバイバル」が存在しました。

それがパチンコ旅打ち第1弾となる「日本縦断編」。その旅打ち人は原大駆（はらだいく）50歳！　彼ははたしてどんな旅打ちをして、どんな結果を残したのか…。パチスロよりも難しいといわれるパチンコの旅打ち、その展開に注目です！

また、当然現在とは設置機種は異なるものの、その立ち回りは未知の土地で立ち回る際の参考になること間違いなし！　旅打ちの模様とあわせてチェックしてみてください。

旅打ち前日の5月31日、ついに北海道に上陸しました。この日の天気は雨。「前日から参ったな～」と思いながらも、バイク屋さんに相棒のカブを取りに行くと、これからの旅打ちに暗雲立ち込めるような雷雨が……。

新聞配達をしていたこともあり、カブの運転には相当自信がありましたが、まさか初日から激しい雨の中、運転するとは夢にも思いませんでした(汗)。

北海道に着いてまず驚いたのはパチンコホールに駐車場がないところが意外とある点でした。バイクが置けないと翌日以降の稼働に響いてしまうので、バイクの置ける駐車場を教えて頂いたのですが、数えられる程度しか存在しておらず、これにはさすがに焦りましたね。一応、バイクが置ける場所を確認しようと街中を走ったのですが、見事に道に迷ってしまいました(笑)。

そんな出来事もあり、翌日からの旅打ちに対する緊張感が多少和らぎました。そして、あとは精一杯やるだけと自分に言い聞かせ、その日は眠りに就いたのでした。

【6月1日】旅打ち初日は順調な滑り出し!

旅打ち初日。打てそうな台を発見し、緊張の初打ちへ。お札をサンドに入れる瞬間はさすがにドキドキしました。しかし、少しずつ玉が増えていき、不安な気持ちが安心へと変わりました。結果、初日から約1万2千円の快勝で幸先良いスタートが切れました。

【6月2日】いきなりピンチ？マイナス収支へ!!

「前日のプラス収支で調子に乗り、同じ台を選択。すると、昨日の勝利が嘘のような展開で結果が出ず…2日目にして北海道収支がマイナスに転落しました。反省点としては、ダメだと思ってからもダラダラと投資してしまったこと。引くことの重要性を痛感しました。

【6月5日】窮地脱出！1万発超えでノルマ達成!!

4日目にトータル収支をプラスに持っていくことに成功し、心に余裕が出たのか、5日目は順調そのものでした。投資の少なさと振り分けにも恵まれ、なんと一気に1万発超えで北海道ノルマもクリア！　このままフェリー代も稼ぎたいという欲まで出てきましたね。

【6月7日】油断大敵！まさかのノルマ割れ!!

7日目はラウンド振り分けに恵まれず、朝から厳しい1日でした。結果、マイナス1万4千円負けでノルマ割れしてしまいました。このまま勝てなかったらどうしようという恐怖に襲われ、負けた時の精神的な負担がどれほど大きいかを思い知った1日となりました。

【6月9日】不安を吹き飛ばす！1万8000発達成!!

旅打ちも9日目を迎え、滞在日数に対する焦りもありました。そんな中、この日は朝から好調で、あっさりと1万発オーバー。北海道の特別営業時間も手伝って、終わってみれば1万8千発の大勝利!!　とにかく嬉しくて年甲斐もなくスキップして帰る勢いでした(笑)。