2020年、2400発搭載機がまだホールで活躍していた年。その新春にパチマガから選ばれし、2人の男が一撃を求めホールを駆け抜けた―。

そんな過酷な耐久実戦、それこそがこの「ニューイヤー1人2400駅伝」だ。このハードな企画を今回はWEB上で完全再現。それぞれの実戦模様をじっくりとお伝えしていくぞ。

当該企画は第4回の今回でラスト。2日目・復路でのドテチンの実戦をお届け！　亜城木仁（ロギ―）の復路は苦戦だっただけに、ここは一発逆転のチャンス。はたしてヒキ弱のドテチンが奇跡を魅せるのか…衝撃のラストは必見!?

復路も開店時間の早い神奈川県を攻める。まずは設置の少ない機種を選び、終盤は都内へ戻り台数の多い機種で勝負！

亜城木に先を越された自分は、片っ端から2400発搭載機を洗い直し、真花月を選択。やや甘めの当選確率と内訳はまさに狙い目。べ、別に好きが理由で打ったのではない。

すると、比較的早い段階で初当りを引くも通常…。時短も消化し、今日もダメなのかと肩を落としていた残り電チュー保留。何と、自身初となる激アツの猪鹿蝶停止からの当選で奇跡の2400発ゲット！　ここまで僅か1時間、今日は行ける気がしてきたぞ。

お次は甘絶狼。甘デジなのに右打ち時の10%が2400発取れてしまうという激アツ台だ。そして初当りは甘デジらしくサクッと引き、これが都合5連チャン。ここで16Rは引けなかったが、時間の問題だろう。

と思ったら、今日も大誤算。急に単発地獄が押し寄せ、引けたのは8回目の初当り。真花月の速攻を帳消しにする約5時間の長丁場実戦。かなり絶望的な展開だが、閉店まで絶対に諦めない！

時刻はすでに17時前。移動も考えたが、ここは実戦時間に費やすべきと考え、同一店舗にてハーロックのライトを選択した。

これが、スペック的にもミスだった。というのも通常当選時に時短の恩恵がなく、本企画の意図からすると完全にロスとなるからだ。そんなロスをしながら、何とか3回目のST終了間際で2400発をクリア！　これにて4区を走破。

時間は20時を回っていたが、亜城木はまだ前を走っているので、急いで都内へ移動する。すると諦めない心が届いたのか神がかりな展開にて黄門ちゃまと慶次漆黒を立て続けにクリアし、まさかの6区を走破。この時点で22時20分。

最後に甘ブラックラグーンで1%しかないヘソからの16Rを狙うも閉店終了。わずか3回転目にピンク豹柄が出た時は震えたよ。ハズれたけどね。

いや～、最後まで諦めずにやり切った感はある。往路の惨劇を考えると健闘した方なんじゃない？

往路がぶっち切りだったからかなり油断していた。ドテさんにあんな末脚があったなんて！　最後の機種の選択が良くなかった。甘デジくらいにしておくべきなのに、自分で決めたルールに縛られてしまった…。

えっ、まさかの同点!?　これは最後まで諦めずに走った甲斐があったわ。でも、よくよく見ると、効率も勝ち額も亜城木が上なのがしゃくだな。とか言いながら、何とか企画が成立したことにホッとしているよ。

お互いに引かずに同着とは。こんな実戦にマジになっちゃってどうするの(笑)。しかし、ドテチンの総投資金額、えらいことになってんな。

ド「等価店で立ち回っていたから、台移動でも出玉を全部流し常に現金投資したのよ」
亜「しかも9時開店地域ですよね。完全ガチじゃん！　往路でとどめ刺しとけばよかった」

疲労に耐えてよく頑張った！　感動した！　なので、特別にご褒美をあげます。同着だから2人にね。新年にふさわしい、とっても素敵な鏡モチだぞ。

亜「太っ腹じゃん…こんなんだと思ったよ。チクショー！」
ド「頭のみかんで十分なんですが、それすらもないのか…」
色々と使っていいのよ。会社にあるパ〇ロンのティッシュボックス持って帰る？
ド＆亜「いらんわ！」