【パチンコ事件簿】教え子の金でパチンコに興じた高校講師の末路

Written by 虚心坦懐
【パチンコ事件簿】教え子の金でパチンコに興じた高校講師の末路

はじめに

ホントにあったパチ屋の事件簿、第9回。


パチンコやパチスロを打っていて、手元のお金が足りず、ATMにお金を下ろしに行った経験のある読者の方も多いであろう。通常なら自分の口座から下ろすのだが、今回ご紹介する方は、まさかの教え子達の部費から下ろしてしまったのだ。

30年ものあいだ二足歩行をしてきたのに、銀行口座での取引はしっかり口座取引の証拠が残ってしまうことに気づかなかったのか!? 虚心からすると全く理解できない犯行である。

球技繋がりでパチンコへ!?

2025年2月6日、兵庫県西脇市の県立高校で、運動部の部費を盗んだとして臨時講師の31才男性が逮捕された。

逮捕容疑は、昨年5月から今年1月にかけて、男子ソフトテニス部の部費を管理していた口座から約62万円を盗んだ疑い。男は「パチンコやパチスロで借金があり、返済のために盗んだ」と容疑を認めているという。

まあ、パチンコもギリギリ球技だが、部費で調達できるテニスボールは使わんのよ(笑)。

男性は女子ソフトテニス部の顧問で、男子ソフトテニス部の部費は別の教諭が管理していたが、代わりに入出金する機会があったようである。

校長が他の教諭に確認すると、通帳の他にも現金で保管していた他の部活の部費もなくなっていた。

まとめ

今回の事例は、犯人の管理下にある金銭ではないため、横領ではなく、刑法第235条の窃盗にあたり、「10年以下の懲役または50万円以下の罰金」となります。

それにしても、せっかく教員免許まで取得したのに、こんな些細な事件を起こしたせいで台無しですね。まさにアンラッキートリガー! 皆さんも、パチンコやパチスロは自分のお小遣いの範囲内で楽しみましょう。

担当ライター

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