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【喰うならやらねば】設定6の機械割は140%超!『ウルトラマン倶楽部3』【SIDE-B 第14回】

【喰うならやらねば】設定6の機械割は140%超!『ウルトラマン倶楽部3』【SIDE-B 第14回】

(前編からの続き)
▶前編の模様はコチラ◀

黙々と投資する事1万円。初当たりは嬉しい赤7で始まってくれました。良しっ。マツリ同様押し順を変えると、黒チェリー(払い出しが多い方のチェリー)が必ず角で取れるので、押し順を変えて消化。ハズシも実行するも増加量は少なめです。

赤7なのでBIG終了後CTに突入。CT打ちに切り替えCTを楽しむぞっ! と、思ったらわずか2プレイでリールがスベってリプレイ揃わず(ちなみに自分はCT中、黒チェリーを角で8回取った後クレジットを落とさない様に打って維持させてます)。これが青7で、一瞬にしてCT終了…。

気を取り直して勝負再開。ぽんぽんとボーナスを引き、12時頃に下皿満タン。さらに51プレイで赤7を引き、ボーナス終了後、下皿の3分の1ほどのコインをドル箱に移してCTに備える。

黒チェリーを角に狙うと、ニュルッとスベって気付いたら赤7テンパイ。えっ? と思いつつ右リールに赤7を狙ってみると、揃ってしまいましたよ。

CT中の1プレイ連チャン。今度はまるっきりCT意味なしです。どうしようもない事なのですけどねえ。

自分を慰め打ち出すと、696、720、299、710プレイとハマってしまいました。ただこれらのボーナスがすべて赤7だったので、プレイ数のわりにはコインの消費は少なめ。

以後3回引いたボーナスも赤7と、打ち出してから13回中12回が赤7。珍しく2分の1の振り分けで助かってますよ。と、思っていたら…何故に? 21時、青7に苦しめられている自分がいました。

17時頃引いた青7から4時間弱、引いたボーナスすべて青7。前半とはまるっきり逆の展開。残りコイン400枚ほどになって、やっとこ赤7を引けましたよ。ふう。

「赤7」11連のあとに「青7」10連って…。CT中に赤7を絡め、もう一度赤7。なんとか1520枚のコインを維持して閉店です。

2万円のプラスで終える事が出来ましたが、2分の1が思いっ切り偏るという珍しい展開にヘロヘロになって家に帰りました。

※1998年パチスロ攻略マガジン6月号より

設定3で今の6号機の設定6くらいの機械割

担当(以下・担)『当時の稼働日記で初めて「ウルトラマン倶楽部3」を取り扱った記事ですが、なかなか波乱万丈な展開でしたね(笑)』

しのけん(以下・し)『純粋な2分の1振り分け、50%振り分けが11連偏った後、逆の50%に10連した訳だからね。後にも先にも、いわゆる50%の振り分けがここまで偏った事は経験していないかな』

『終わってみればこの日のCT突入は60%と、僅かな上振れで落ち着いているのも面白いです。当然意図的にCT突入率を偏らせる機能も無かったですしねぇ』

『うん。他の時は50%ならこれくらいのムラは起こっても仕方ないくらいな挙動だし、ほんと奇跡的なムラが起こったのかと』

『ただし、収支はプラス2万円と無難な結果。とは言えBIG確率は設定1以下ですからね。ボーナスが引けずとも、僅かにCTに偏っただけでプラス収支に持って行けるのもCT機の魅力の一つではありました』

『設定1でも技術介入込みなら104%超えだったしね。そして設定6の機械割がこのCT機から軒並み上がってきたのも時代の変化を感じた』

『設定6なら約142%。設定3で今の6号機の設定6くらいの機械割ですから…信じられないくらい甘いですよねぇ』

『しかもホールの交換率が等価交換メインだったもんね。とは言え自分は設定変更の跡を軸に、設定5狙いがメインだったけど』                                                                                                                                                          

『ウルトラマン倶楽部3に設定6が入る日のホールはどこも台の取り合いが激しかったイメージでした』

『1998年前半は、このウルトラマン倶楽部3と、その僅か少し前に「クロスCT」って台がホールに登場したばかりで、まだまだCT機のゲームシステム自体が浸透しきっていない感じだったんだよね。だから設置当初はCTを延命させずに終わらせちゃう打ち手もボチボチ居て、しっかり高設定を入れていたホールも多かった』

『技術介入だけでなく、CT機のシステムを理解するための知識介入も必要になってきた時代とも言えます』

『だね。当時はインターネットも普及まではまだまだで、今みたいに「ネットで検索ハイ理解!」って感じじゃなかったし。だからこそパチスロ攻略誌の必要性もどんどん高まっていったんじゃないかな』

『ですね。おかげさまで当時はスロマガの売り上げもうなぎ昇りでした(笑)。とにかくパチスロにも情報社会的な側面が強く出て来た感じです』

『あ、当時の情報と言えばなんだけど笑える話があって…』

『なんですか?』

(後編に続く)

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