なにか新台が導入されるたび、そのかわりに撤去されたり減台されたりする機種があって、当たり前のようにそれを繰り返す世界で遊んでいるわけですが、ぼちぼち5号機たちが一斉にいなくなる日を意識するようになってきましたねぇ。

今もなお看板機種としてドーンとシマを構える番長3なんて、何が代わりにそこに並ぶのか、今はまだ想像もつかないってもんです。

「もう振り向かず歩いていけるよ、いつかまた会うその日まで」なんて言いながら、サヨナラ実戦する日も遠くない気がします。

【神奈川県 49歳 男性 福島第2故郷マン】
20代の夏休み、親友と10万握りしめて、どこまで行けるかとあてもなくパチンコ放浪の旅へ。今はないのですが福島駅の目の前にあったパチ屋にも行き、当時どこも設置が少なかったクレイジーバブルスの小役集中で6000枚OVER！ 福島のイカ人参にもどっぷりはまり福島最高！ でしたが、バッチさんはどこの県のどんな台が1番記憶に残ってます？

あらぁ、素敵な思い出ですなぁ。

クレイジーバブルスなんて、僕は筐体すら見たことないですよ。

僕も旅打ちの思い出はありますねぇ。

僕がパチスロを覚えたのは大学時代で、何故か周りの大学時代の友人にはパチスロ打ちがいなかったため、夜は高校時代の友人たちと連絡を取りながらパチスロ話で盛り上がっていたんです。

僕は千葉、友人たちが仙台、埼玉、神奈川、そして地元福島といった感じで、長い休みとなれば誰かのところに集まって皆で打ちに行くみたいなことをやってました。

やがて僕は福島は郡山市に就職したんですが、旅打ちで一番思い出に残ってるのはその頃かなぁ。

金曜に仕事が終わると、新幹線で仙台までいって友人と乗り打ちしてました。

南国育ち、初代番長、主役は銭形、島娘30。

そして一番思い出に残っているのは、NEW島唄30でしたねぇ。

島娘もそうですけど、NEW島唄はとにかくBIG連を取り切るまではやめたらアカンという軟禁システムでしたので、金曜と土曜は閉店時間との戦い。

そして日曜は郡山に戻る最終の新幹線との戦い。

結局取りきれずに閉店まで打って、日曜の夜も仙台の友人宅に泊まり、月曜朝に新幹線で郡山へ出勤するみたいなことを、それこそ月に何度もやってました。

ちょうど勤めていた薬局が駅前だったとはいえ、随分と無茶してたもんです。

お互い世代と打っていた機種は違えど、パチスロと共にあった青春時代という意味では一緒ですなぁ。

だから、僕、若者たちが楽しそうに店にいるのを見かけるとどこか嬉しくなるんですよね。

彼らも、ゆくゆくは「あのころ楽しかったなぁ」って思い出す日がくるんだろうなぁって。

ちょいとパチスロは厳しい時代と言われてますが、自分たちよりも若い世代の思い出に刻まれる機種が躍動できるような、そんな方向へと進んでいって欲しいものです。

まぁ、こんな仕事をしてますから、僕もまだまだ目一杯楽しませていただきながら、どこかで一役買えれば幸いかな、と思います。

僕、苦手なんですよ。

「業界を盛り上げたい」みたいなニュアンスと、それを声を大にしていくスタンス。

もともと好きが高じて辿り着いただけの身分だもんで「いやどっから目線やねん」ってなっちゃって。

パチスロ側もお前に頼んでへんわ、みたいなね。

あ、ちなみにイカ人参ですが、子どものころに食卓に並んでいたのを覚えちゃいますが、そんなに好きじゃなかった記憶があるんですよねぇ。

酒呑みになった今なら、その美味しさもわかるのかなぁ。

このご時世でしばらく帰省できてないので、次に帰ったらオカンにリクエストしてみたいと思います。

松本バッチに話を聞いてほしい、答えてほしいというそこのアナタは、

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