◎人名検索

    パチマガスロマガ所属
    パチンコライター

  • 和泉純
  • ドテチン
  • りんか隊長
  • 優希
  • 七之助
  • きなこ
  • パンダ
  • 虚心坦懐
  • はじめ
  • 袴一平
  • TAKA
  • 奏弥
  • カルキ
  • 黒咲さゆ
  • 黒咲ゆのき
  • すずみあすか

    パチマガスロマガ所属
    パチスロライター

  • しのけん
  • 松本バッチ
  • フェアリン
  • レビン
  • ドラ美
  • わるぺこ
  • 銀太郎
  • ヘミニク
  • くまちゃむ
  • 角屋角成
  • jin
  • ガンちゃん
  • 千奈里
  • 菊丸
  • ウド茂作
  • 真田シュン
  • アップル藤子
  • 日向七翔
  • 天香膳一
  • 音華花(おとはるか)
  • ゆう

フリーランスライター

  • 助六
  • 山ちゃんボンバー
  • ロギー
  • 緑山淳
  • 永浪
  • アラプロ
  • あしの
  • ニッシー
  • 荒井孝太
  • 「あきげん」秋山良人
  • まっつん
  • パチンコお姉さんはるちん
  • ジャイロ
  • 黒ずくめの組織
  • ジェイさん@発信する遊技機クリエーター
  • 山田桃太郎

◎日付検索

カレンダーの日付を押すと、その日に更新された記事が一覧で表示されます。

【パチンコ】爆裂CR権利モノの遺伝子を継承!?【役物の世界】

【パチンコ】爆裂CR権利モノの遺伝子を継承!?【役物の世界】

ハネモノや一発台ではもちろんのこと、デジパチでも最近では盤面だけでなく筐体のあらゆるところに設置されてきた「役物(役モノ)」。
中には“ギミック”と呼ばれて巨大化したり、パチンコの進化とともに現在に至るまで発展し続けてきた。
そんな「役物の世界」を振り返るのが、このコーナー。

今回取り上げるのは、「CRそれゆけエリちゃん」(2007年・タイヨーエレック)だ。
それでは、GO!!

「それ浜」の後継機も社長タイアップ機!!

筐体

かつて「CRそれゆけ浜ちゃん2」(1995年・太陽電子)という爆裂CR権利モノがあった。「浜ちゃん」とは当時の太陽電子名物社員「浜岡専務(後に社長)」がモデルになっていたからだ(※「浜ちゃん」シリーズは他に1994年の「CRバカづき浜ちゃん」や2000年の「CRそれ打て浜ちゃん」がある)。

スペック的には大当り確率1/205・777で確変・333で通常(1/2確変)、出玉約1800個(16R)の至ってシンプルな7セグ機で、リーチもノーマル&2段階しかなかった。一見何の変哲もないCR権利モノなのだが、実際は周波数によって連チャン性能が違ったり、確変継続打法が存在したり、20万発吐き出した報告があったり、結果的に太陽電子が解散するきっかけになったり(※その後、タイヨーエレックとして復活)と、いろんな意味でエゲつない台だった。打ち手にとっては確実に「名機」だったとは思う。

その爆裂機の流れを汲み、タイヨーエレックが12年の沈黙を破って21世紀に復活させたのが本機「CRそれゆけエリちゃん」だった。「エリちゃん」とは、当時のタイヨーエレック社長の“サトエリ”こと佐藤英理子氏をモチーフにしていたからで、まさに「それ浜」同様のタイアップ・ネーミングの台であり、後継機だった。

スルー

まずはゲームの流れをおさらいしておこう。

7セグの左にあるスルーに玉が通過すると、盤面上部の電チューが開放する。

電チュー

電チューに玉が入賞すると7セグが変動開始。

777

図柄が揃えば大当りとなり、そのまま左打ち消化でOK。当選確率は1/97.8→1/17.79、出玉は約310個(4R)or約1250個(16R)。

図柄揃い直後に7セグ上部のミニデジタルに「04」が表示されれば4R(ほぼ大半の90%がコレ)、「16」なら16R(割合は3.3%。04表示から途中で昇格する。確変確定)。4R当り時はラウンド中に役物による「ルーレットチャンス」が発生し、クルーンに入った玉が「激熱ゾーン」に入賞すれば電サポあり確変の「ボーナスラッシュ」へ突入する。確変継続率は73.3%(2R突確含む)だが、通常を引いても時短100回の「チャンスモード」に入るので、ここでの引き戻し率は約64.2%(2R突確含む)となり、ボーナスラッシュ自体の連チャン率は約90%にもなる。甘デジながら爆発力を秘めており、ここにまさしく「それ浜」の遺伝子が受け継がれていた。

また、ボーナスラッシュ中は“HHH”or“111”揃いでのみの大当りとなるが、前者なら確変確定、後者では「ルーレットチャンス」が発生し「激熱ゾーン」入賞ならボーナスラッシュ継続となった。本機はとにかく要所要所で発動するこの役物演出がアツかったワケである。

役物
イメージ
イメージ的にはこんな感じ。

ボーナスラッシュ非突入の場合は、潜伏確変の可能性がある「沖スロモード」へ。この時点での割合は4R潜伏確変=50%:4R通常=26.7%なので、潜確の可能性は実に65%以上。また、通常時にいきなり「沖スロモード」へ移行する場合もあり(※2R)、この場合は潜確濃厚になる。

超沖スロ
7セグが紫になり両脇の「チャンス」ランプが点灯する「超沖スロモード」になれば潜伏確変濃厚。
予告
予告にはおなじみのステップアップ予告やカウントダウン予告があり、変動中に「Hot」なら激アツ、「Hit」なら大当り濃厚だった。他にミニデジタルに「HH」表示かつ「激熱」ランプが点灯してサイレンが鳴る「サイレン予告」などもあり、バリエーション豊富だった。
リーチ
リーチもボタンで右出目を止める「ボタンリーチ」や擬似連を伴う「トリガーリーチ」、それ浜を継承した「それ浜リーチ」、右出目がスローになる「それエリリーチ」などがあり多彩。

以上、本機は甘デジながらかなりの爆発力を秘め、役物演出が連チャンの鍵を握る台だった。もちろん、内部的に確変か通常かは決まっており、役物抽選は単なる演出に過ぎない。それでも十分面白かったのは、潜確判別や電チュー狙いの攻略打法もあるなど、別の要素も盛沢山だったからだろうが、当時としては確実に甘デジ界の中では異端児的な機種だったよね。

<つづく>

↓パチンコ・パチスロのあらゆる情報はモバイルサイトにて!!


役物の世界関連記事

アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヵ月
  • 総合