(前編からの続き)
▶第367回 人気は一段落!? 昨今の北斗事情を詳細分析

担当(以下・担)『さて、打つ機会もちょくちょくあると思われる「スマスロ北斗の拳」ですが、改めて設定推測要素についてお聞きしたいです』

し『ほい』

担『しのけんさんは設定推測要素のどこら辺を重視していますか?』

し『「強チェリー・弱強スイカ確率」「BB終了時のモード振り分け」「BB後セリフ」みたいな明確に数値として出ている部分はその差に準じれば良いとして。明確な数値が出ていない部分に関して言うと、やはり「弱スイカからのBB」、契機が見えない「謎BB」、そして「弱チェリーからのBB」だよね』

担『そこら辺は以前から述べていますよね』

し『高設定、特に設定6を終日打った場合、この3つで言うと弱スイカBBが一番確認取れる割合が高くて、だいたい終日打てば5回前後引ける事が多いんだけど、そこにプラスして「謎BBと弱チェBBの合算」が同じくらい引けていれば安泰って感じかな』

担『ほうほう』

し『例え高設定を打っていてもモードとの絡みでそうならない事も往々にある。けれどそうなっていれば結構安泰。分母は重いけれど設定差で見たら弱スイカBBよりその二つ(謎BB&弱チェBB)のほうが高いとも思うから』

担『つまり、その二つは早い段階で1度でも引けたらチャンスって感じですかね』

し『ただし。この二つの契機に関しては「自身の台以外でのBB契機を見抜く場合に難がある」んだよね』

担『「自身の台以外に難」と言いますと?』

し『えっと、「スイカカウンターのみ作動でBB」だった場合、基本弱or強スイカでのヒット(※もしくはその間に引いたカウンターが非作動契機)だけれど、「カウンター非作動でのBB」の場合、契機は何である可能性が出てくる?』

担『え～っと、それこそ謎当りか弱チェリー。後はチャンス目と強チェリーの取りこぼし、それと特殊役。あ、更にゲーム数当選の可能性もありますね』

し『そうそう。まぁゲーム数の当選に関してはゲーム数を確認すれば判断付くけれど、それ以外でのカウンター非作動BBの場合、それこそ通常時何も起こっていない状態と同じカウンター非作動状態の他人の台を毎ゲームしっかり把握しておく必要が出てくる。つまり契機を見抜く正確さに欠ける時が多く出てくるんだよね』

担『確かに』

し『もちろんスイカカウンター作動のBBも他人の台だと強弱スイカの判断付かない時も出てくるけれど、カウンター非作動BBはそれ以上に契機が曖昧になりがち。時に自身の台でも「チャンス目引いてたかも…」とかなりかねないし』

担『それ良くあります(笑)』

し『設定推測って現実的に言うと、目の前の自身の台だけでやるものじゃなくて、周りの台の挙動と比較して判断するものだからね』

担『ごもっともです』

し『そういう意味で自身の台はもちろん左右の台でも契機を判断しやすい弱スイカBBを軸に、残り二つの要素を明確に判断出来たら更に背中を押してもらえるって感じで自分は推測している感じかな』

担『なるほど。ではすでに正確な数値の出ている要素、「強チェリー・強弱スイカ確率」「BB終了時のモード振り分け」「BB後セリフ」等あたりはどう考えていますか?』

し『強チェ・強弱スイカに関しては差があるから当然引けてればプラスではあるけれど、どちらかと言うと自分は、「差のあるレア役引けていないけれどBB初当りが高い事をプラス要素」。逆に「差のあるレア役引けているのにBBが重い事をマイナス要素」として捉えるようにしてるかな』

担『ふむふむ』

し『ぶっちゃけこれら差のあるレア役に関しては、終日打ってもしっかり反応するような事のほうが珍しい。だからといって切り捨てる訳ではなく、差のあるレア役のヒキ具合とBB初当りの対比を見る事で少しでも活かすようにしてる』

担『BB終了時のモードとBB後セリフに関しては?』

し『確定系抜かしてセリフの「アミバ」だけ一歩抜きんでたプラス要素。それ以外のセリフとBB後のモードは終日打ち切れば「やっぱ少し多いかな」って思えるくらいなんで、結局試行している間に他の要素で判断付いちゃってるよ(笑)』

担『確かにそうですね(笑)』

し『自身あれこれ偉そうに語ってるけれど、こないだも3000Gくらい回して推測要素的には「こりゃ危険」と思っていた台を、状況依存で追ったらキリントロフィー出たし(笑)、推測要素面もホント良くできてると思う。やっぱヒットする機種って「判別出来そうで悩まされる。だけれども打ち終わってみたらちゃんと差は出てる」みたいなバランスになっているなぁと感じるよ』

担『以前も似たような事をカバネリでも言っていましたね(笑)』

し『言ってた(笑)』

次回日記は10月26日(木)公開予定！

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