月に何度も乗っている東海道新幹線の窓の外、写真におさめたくなるような絶景を起き抜けに拝めるなんて、これはまたツイてましたな、なんて思ったんですが、よくよく思い出したら眠りにつく前の実戦で7万イカれてました。

人生、山あり谷あり。

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【ペンネーム】
１人で外食できない男

【年齢】
43

【性別】
男性

【都道府県】
神奈川県

【メッセージ】
松本バッチ様
いつも楽しく動画拝見しています。
バッチさん、ちょっと聞いて下さいよ。
僕の名前は、１００人に読ませても絶対間違わない普通の名前です。難しい漢字も使われていません。だから、学生の頃に先生方から１度も言い間違われて嫌な思いをした経験がありません。ところが、最近は、漢字を間違えてくる。郵便物や会社で用意してくれてる備品のネームシール。いつも、名前のそこの部分を、その漢字に間違える。あ～ストレス。
だから、名前を間違った人は、信用マイナスからのスタートです。今は、注意するのも面倒なので親が考えた名前とは違う名前を時に使って生活しています。
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僕からできるアドバイス・助言は全くなにもないんですけど、不思議と文章に惹かれて、あとちょっとタイミング的なのもあって、ついついお返事の筆をとってしまいました。

そんな僕の名前なんですが、本名の方はちょいと難読で、子どものころから幾度となく読み間違い書き間違いにあってきたんですけど、現在こうして名乗っているライターネームの方は、ご存知凄くシンプルでしてね。だって、半分カタカナだしね、松本バッチって。バッチってのは福島の方の方言で末っ子っていう意味ね。

そんな僕でも、今まで意外と間違えられてきたんです。

1番多いのが

「松本バッジ」

ね。まぁ、これに関してはなんとなく理解できるんです。耳の聞こえでそのまま文字に起こしたんでしょう。ピンのついてるカバンにつけるやつ、あれもバッチだったりバッジだったり、表記わかれますから。これは今もたまにある。

他にあったのは

「松本パッチ」

たぶんこっちは、小さい文字でやりとりされたんでしょう。フォントが潰れて見えなかったのか、バがパにみえたと。ただ、こちらに関してはおそらく僕のことを知らない方が書いているんでしょう。声に出したら全然違うからね。

で、過去にあった1番遠い間違いは

「橋本バッシ」

いや、もう別人やろ、と。これ、冗談じゃなくて、本当にあったんですよ。10年以上も前で、当時はまだ今ほど人前に出させていただく頻度も多くなかったのは確かなんですけど、ワンアクシデントではそこまでいかんやろぐらい変わっちゃっててね。今から行く店に告知が出てたんだもん、この名前で。もう1人、僕の他にこの名前の人がいるまであるって思ったよ。

で、なんだかんだ僕も頑張ってきましたから。昔に比べりゃずいぶん皆さんにも名前を覚えてもらえるようになりました。たまに「バッチ松本さんですよね！？　いつも見てます！」って声かけられることはあるにしても、その人は帰国子女かもしれないし。と思っていた、ちょうど先週ですね、とあるお仕事のご依頼メールを頂戴いたしまして。

はじめましての会社さんからのメールで。挨拶がてら、まぁ、その、僕のことを凄く評価してくれてるというか、あなたは広く知られるインフルエンサーだーみたいな、その影響力を是非活かしませんかーみたいなね、文言がつらつらと書いてあったんですけど。

ド頭の宛名が

松元バッチ様

でした。

知られてへん。影響力、あらへん。

ちなみにインターネットで調べたところ、日本にいる松本性の方、61万人。松元性の方、2万3000人。松元さんは鹿児島や宮崎に多いとのことなので、きっとそこらの方が書いていて、予測変換に出たんでしょうか。

その後に続く「あなたは有名だ〜」みたいなのが、もう書いてあれば書いてあるほど、言えば言うほどでね。声に出して「なんでやねん」させていただきました。

そんなことがあった直後でしたので、今回のお手紙はそれはもう「起きた瞬間、窓の外が絶景」的なタイミングだったわけです。まぁ、こうして何かのネタや話のキッカケにはなりますから、名前間違えられも悪いことばかりじゃないかもしれませんよ。

まだまだ頑張っていきます、松本バッチです。名前だけでも覚えて帰ってください。