▼「黒ずくめの組織」が業界の最前線をブッタ斬る!! 過去の記事はコチラから♪

こんにちは～! 『黒ずくめの組織』の『元大手パチンコホール営業部長KO』です!

先日、17時から友人と食事をする約束があり、せっかくなので朝早くから待ち合わせ場所に行って、すぐ近くにある某有名パチンコ店へ行ってみようと思い立ちました。

その某有名パチンコ店とは、グランドオープンから過剰な玉出しで話題になったホール。その名は日本全国に轟き、稼働はパンパンだったのですが、玉出しが続かなかったのでしょう。私が行った日は稼働率が20%程度となっていたのです。

これは期待ハズレかなと、しぶしぶパチスロ からくりサーカスへ着席。運良く1ゲーム目にレア役を引いたことで天国→即当りと順調だったのですが、開店30分後に衝撃の出来事が。なんと、456確定が出たのです!

こんな事めったにないと、すぐに友人へ予定キャンセルの連絡を入れ、タバコ2箱とリポビタンDを購入。今日は閉店までブン回すと決め、台と向き合いました。

さすが高設定。1000ハマリがなく、CZも100%通すという鬼ヒキ。まさに歯車が噛み合い、簡単に運命の一劇チャレンジ!……しかし、通せず。

その後も調子よく、運命の一劇へ!……通せず。

さらにその後も運命の一劇!……通せず。

結局、3回の運命の一劇失敗で心が折れて1万負けで台を捨てて帰りましたよ。帰った時間は16時30分。そう、友人との約束に間に合う時間だったのです。約束をキャンセルした罪悪感と、運命通せなかった不甲斐なさ。というか、からくりコレ無理だろ!?…という怒り。とても成長させてくれた日でした。

さて今日は、店の利益を逆算して設定を推測して勝つ!!…というテーマについて書かせて頂きます。

ほとんどのパチンコ店は年・月・日の予算が決められており、さらに平日・週末・特日など細かく予算が設定されております。

そこで私は、『今日は大体これくらいの利益が欲しいはずだ』と仮定するのです。

現在主流の11.2割分岐営業、つまり50枚貸しの5.6枚交換の場合、ジャグラーを除く機種に、

・設定⑥を6台に1台、その他は設定①でトントン
・設定④を2台に1台、その他は設定①でトントン

全台平均的に稼働したと仮定した場合なので、現実的には赤字になりますが、このようなシミュレーションは立ち回りで非常に有効です。

例えば、イベントで必ず高設定を使う優良店があるとします。でもパチンコ店もビジネスですので、利益を取らねばなりません。

その際、お客さんは

・からくりが全⑥だから他にはいれられないハズ。今日は撤収だ。
・高設定確定台が少ないな、まだあるハズだ。法則を見てみよう。

と考えるのが大事。

高設定をツモる事よりもツモれない事の方が多いわけですから、シマをよく見て、高設定挙動の台があるとしたら、まずは自分の台は設定が入っていないことを疑う。そして潔くヤメましょう。

もちろん、並びや全台系をやる店は例外ですが、基本的に高設定があるという事は低設定があるという事を認識して立ち回ることが大事なのです。

5.6枚交換ならまだしも、等価ならほぼそのような場合、高設定以外は全①です。見切りを早くすることでリスクを抑え、勝率を高めるというわけですね。

パチンコ店に入店した人は全員勝とうと思って遊技しているわけですから判断が鈍ります。勝つためには冷静に逆算して考える。

まずは、世にあるスロットの9割は低設定だという事実を受け入れる。そして、見切ったら即ヤメ!

……そこでヤメられる人間になりたいな。

以上!また来週!