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【パチスロ】台の音がうるさいと舌打ちされた。こんな時は…

【パチスロ】台の音がうるさいと舌打ちされた。こんな時は…

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チワッスあしのです!

パチ屋で出会った奇抜な隣人を紹介するこちらのコラム、友達のライター&編集者の岡井モノさんの体験談を紹介します。思いっきり別媒体の編集だけど、もうええでしょう(すでに古い) オカイさん最近ヘンなヤツいた?

**********

最近だと専業っぽい音量警察がいたな。

とにかく音量最小設定でスマホみながらスライド打ちするんだけど。自分以外の客も音出すの許せないのか隣の客がデフォルト設定で確定音とか鳴らしたらめっちゃ睨んでたし、自分も音量2(eco)設定だったけど音鳴るたびに舌打ちされたわ。

あと離席した隙に2つ隣まで勝手に音量ゼロに設定にしてきた。たぶんパチスロ音に親殺されたんだと思う。

*********

でた。音量警察。いますなぁ。

これねぇ、オレもちょっとそういうフシがあって、一時期となりの人のECO設定ですらだいぶイラついてたんですけど、その時って実は世の中の遍く全てのものに対して怒ってる時期だったんですねオレ。あれは一昨年の春から秋にかけてくらい。

何があったかというと、うちには当時愛猫のピノコちゃんというのがいたんですが、ガンが発覚して脚を一本切ったんですよね。しかもそれをしてもまた転移の可能性があるということで、オレはもう世の中に対して凄く怒ってたわけです。

あとは急にタバコを辞めたり、この年でいきなり住宅ローン組んだり、周りの親戚が次々余命宣告されたりと精神を揺さぶられる出来事がつづら折りの如く連続でやってきて、オレはだいぶヤラれていました。やっぱ当時書いたコラムとかを自分で読んでもかなり攻撃的なのが多いし、実際毎日だいぶムカついてたんですよ。

さらにちょっとしたパニック障害みたいなのも出てて、テレビ見ながら突然めっちゃ怖くなってうずくまったりとか、外出した時にいきなり動けなくなったりとかも1回あったんですね。

一緒に居た嫁さんからするとそっちのほうが恐怖でしかなかったと思うんだけど、幸いにしてそういうヤバい状態も一ヶ月か二ヶ月くらいで収まり、ふりかえれば自分でも人生初の「精神的に参った」状態にあらためてびっくりしたもんです。その辺安定してるほうなんだけどねオレ。

んで、なにげに人間というものは、そういう厳しい精神状態のときこそパチスロを求める生き物なんですよ。逃避のためのパチというか。人類の精神のケアというのは、ホールの存在意義のひとつとして毅然と存在するんです。

だからオレも当時は毎日入り浸ってたました。北斗も出たばっかりだったんですけどむしろハードボイルドとバイオ7ばっか打ってた。この辺の変な執着もいかにも精神病んでそうな感じがしますが、まさにこのときなんか、となりの人の音量がめちゃくちゃムカついてたんですね。

いまは全然そんな事ないし、なんならこっちがイヤフォンつればいいだけの話だから隣の音量なんか別に気にしないんですよ。大音量で耳栓つけて打ってるひとを見てもうアホなんだろうなと思うくらいで、そんなにムカつかない。

どっこい当時はめっちゃ怒ってて、それこそオカイさんのいうように、いよいよ隣の離席中に音量下げたろうかなとか思った事も頻繁にあります。まさしくその音量警察と全く同じ。

でも、今はないんですよ。落ち着いてるから。

はい、実はですね、「聴覚過敏」あるいはもっと単純に「音が気になる」という状態は、何らかの精神疾患を患ってる時や精神的に参ってる時に出る症状の典型であるそうで。

上の階の人が気をつけて生活してるのに「子どもの足音がうるせえ」みたいな感じで怒鳴り込む人とか、あとは電車内でも普通にしてるだけなのに「喋り声がうるせえ」っつって若い女の子に説教するジジイとか。都会だと普通に見かけるじゃないですか。

あれは別段イチャモンつけてるわけではなく、彼らにとってはその些細な音すらが騒音に感じられてるそうなんです。あるいは、些細な音が許せない状態になってしまっていると。

こう考えるとね、音量警察というのは、なんらかの非業を背負う悲しき男なのではないかと、そんな可能性も無くはないと、そう思います。

だからね、これは世界一優しいアドバイスなのですが、音量警察を見たら「病院いけよ」って。そっとアドバイスするのが一番良いんですよ。

はい! 本日は以上! シャシタ!

 
 

皆様の体験談を大募集!

隣に座ったヘンな客…アナタの体験談を教えてください!

ライター・あしの氏が当コラムにて紹介させて頂く…かもしれません。

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