まず1機種目はウルトラマン。

図柄揃い確率約1/318.8、LT搭載の1種2種混合機。通常RUSHの突入率と継続率はともに65%で、通常RUSH中に10%を取るか2回当選でLT突入。LTの継続率は約80%で、右打ち中の大当りはすべて2400個となる。

最近良台を連発している京楽グループの最新台。やはり目を引くのは2400個が80%継続というLT性能だ。旧MAX時代にも2400搭載の80%継続機はあったが、2400の振り分けは50%で残りは少出玉や玉無しだったから、ALL2400の80%となるともう旧MAXを超えた史上最高の射幸性と言えるんじゃないか？

2機種目にピックアップしたのはe番長。

大当り確率約1/179.5、LT搭載の1種2種混合機。RUSH=LTタイプでLT突入率は25%。LTの継続率は約80%で、LT中の大当りの70%が3000個となる。

チャージ無しですべて図柄揃いとなっているため初当りの軽さが特徴。スマッシュヒットしたにゃんこ大戦争に似たタイプだが初当りの3000が無い分LT突入率は高い。夜から運試しで少し遊ぶのにも良さそうだ。

最後はピックアップしたのはeシンフォギア。

図柄揃い確率約1/399.7、LT搭載の1種2種混合機。RUSH=LTタイプでLT突入率は50%。LTの継続率は約81%でLT中の大当りはALL1500個以上でその内50%が3000個以上となる。

初当り(図柄揃い)はドMAXに見えるが初当りの50%がLT直通なので突入率は重くない。1/399の図柄揃いとは別にチャージもあるし図柄揃いはALL10Rだしで出玉力はNo.1かもしれない。

まだどれも実機を見ていないから非常に難しいのであくまで予想として聞いてくれ。

・ウルトラマンはやはりALL2400の80%継続という字面が魅力的だしまどか以降京楽のLT機にハズレがない。またスペックも図柄揃いは318だが65%で右打ちに入りその後65%継続を2連させればLTというなんとかやれそうな気がするスペックの見せ方もさすがだ。不安点を語るとすればウルトラマンのパチンコがかなりの間ヒットしていないという事実。そして2400×80スペックの台がこの後いくつもスタンバイしていて長所が潰れてしまう可能性があるというところだろうか。

・番長もPVを見た感じいい出来栄えで、リゼロ鬼、リゼロ2と大都技研のパチンコはかなり良くできているので今回も期待できそうだ。先バレが1/100で楽しめるというのも良い。ただこう言っちゃ悪いが、番長のパチンコって今まで3機種くらい出ていて一度もヒットしたことがない。コミカルな演出がパチンコと相性が悪いような気もする。ここが不安だ。

・シンフォギアは現在のSANKYO黄金期を築くきっかけとなったフラグシップコンテンツ。力が入っていないわけがない。注目度もこの週の中で一番だし、先バレも搭載して新たなゲーム性が楽しめそうだ。LTも1/800と軽い。不安点はやはり図柄揃い1/399というところだろう。ユーザーにはシンフォギアといえば1/199というイメージが強いし、199だからこそ活きたシンフォギアバランスが399になったらどうなってしまうのかが少し怖い。SANKYOゆえにそこは工夫しているとは思うが。

このようにいずれも長所もあれば不安点もあるが、この中でトップ機種となるのは──

eぱちんこ押忍！番長 漢の頂

こう見ている。

選んだ最大の理由は大当りがすべて図柄揃い、な点にある。やはり図柄がそろうというのは大事だ。「当たった！」という喜びを得てからLT抽選、というのはたとえLTに入らなくとも満足感があるのだ。

これはあくまで個人的な趣味基準での判断ではある。ゴッドイーターの時も書いたがどうせどちらも中身はどれも低突入のライトミドルなんだから当りの時にはリーチ成功を経て図柄を揃えたいんだよ。

現時点でのポールポジションは番長。ただ、演出バランスとかはまったくわからないままにPVとカタログスペックだけで判断してるから最終判断は実際打ってみてからだな。

ジャイ論よりかなり真面目な感じになった新台ジャイ論。次回からは実際に打った感想をメインにやっていこうと思っている。

新連載もよろしくお願いいたします！

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