【パチンコ・パチスロ】ふざけんな！　こんなことってある？

チワッスあしのです。

ホールで出会った奇抜な隣人を紹介するこちらの企画、今回はペンネーム「遊パチで1400以上ハマる男」さんのお便りを紹介します。なんていやな名前なんだ！

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遊パチを打ってる時に後から隣に来た人の9割以上が5回転以内に当たるのがとても不思議。(直近35人中32人)

遊パチわんわんパラダイスなどの天井恩恵良い台はどこから打っても天井付近までハマり、残り10回転以内に単発が当たる確率9割以上。(直近13回中12回)

スロットカバネリで金剛閣から美馬チャンスへが遠い。(金剛閣54回中美馬チャンス到達5回、そのうちボーナス2回、どちらもレギュラー。毎回レア役は引くものの中々当たりにはならず)

呪われてるんでしょうか？

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ツラッ。これは悲しいなぁ。

これ、体感じゃなくてちゃんとデータを取ってらっしゃるようなので真剣に答えますと、おそらくそれらが起こる確率って雷に打たれるより全然低いと思われます。

ちょっと計算してみましょうか。1/100の甘デジが5回転以内に当たる確率は4.901%。それが35人中32人に起きる確率は二項分布の計算が必要らしいのでバチクソ面倒臭いのですがAIによると答えは1.19 * 10^-43（つまり小数点の左に0が42個ならんで最後に119がつく数字）になるそうで。

んでこれを無理やり分数で表現すると1000正分の1という結果になります。

正（せい）というのは日本語の数単位で澗（かん）と載（さい）の間の数。ギリギリ我々が使う数字で表現すれば1正は1京の1兆倍のさらに1兆倍。いわゆる天文学的数字というやつですな。なので1000正分の1というのは「ほぼゼロ」といって差し支えありません。

一方で落雷が命中する確率はだいたい1年間で100万分の1程度。

パチンコやパチスロのプレミアム演出でいうと100万分の1とかはまあまあ見かけますし、なんにせよ1000正分の1に比べると雑魚も雑魚です。一応8年連続で落雷に遭えばギリギリ勝負可能。9年連続ならそっちのほうがレアかな？

というわけで「遊パチで1400以上ハマる男」さんが呪われてるかどうかでいうと多分マジで呪われてますし、その呪われっぷりは9年連続で雷を食らうのとあんまり変わらないレベルだと思われます。

ちなみに遊パチで1400以上ハマる確率は0.0000245%。

現代のホールにおける甘デジの占有率は4パチが25%程度、低貸だと約50%程度らしいので、まあ間を取って35%くらいとしましょうか。んで非稼働台も含めてそれらの初当たりの平均が2回くらいだとしましょうかね。

パチンコの総数が180万台でそのうち甘が63万台。つまり日本全国にある甘デジ全台の初当たり回数はざっくり126万回くらいです。もうちょっとあっても良さそうですがこれで計算すると、日本全国で毎日30台くらいは大当たり間で1400以上ハマってる甘デジがある計算になります。

自分もたいがいハマるタチなんですけど、こういうのを見ると、言葉は悪いですが「下には下がいるんだなぁ」と思いますな。

あれ？　なんの話だっけ。

あ、呪いか。