最終的に、決めるのは自分

この冬、随分と太っちゃったもんだから、筋トレもしながら食事に気をつかい始めました。

ただ難しいのが昼ごはんなのよね。

基本外食かお弁当になるわけで、外食の時はまだ選択肢があったりするわけですが、お弁当は準備していただくことが多いので、メニューはお任せなわけです。

で、僕の周りの一緒に仕事する方々の食嗜好なんてのは、まぁわんぱくもわんぱく、パンチ&パンチなんですよ。

そりゃ、食事に気をつかい始めるまでは、僕もその1人だったわけで、もちろん大好きではあるんですけどね。

唐揚げとチキンカツにご飯大盛り。

欲望とカロリーに自制心。

人生とは実に葛藤に溢れているものです。

【東京都　男性　35歳　リム】

バッチさん初めまして。35歳の会社員をしています。いつも動画等楽しく拝見させていただいてます。
最近モヤモヤしていることがあるのですが、話せる人がいないので聞いてほしいです。
パチンコ歴自体は初代北斗のスロットの頃からやってるのですが、ほとんどゲームセンターやアプリをメインでやってきました。
ホールが禁煙になったのをきっかけにホールデビューをし、それからは勝ちを意識して立ち回るようになり今では本業の月収を超えることも多くなってきました。
パチスロのほうが順調になるにつれて、だんだん本業のほうでモヤモヤすることが多くなってきました。
年を追うごとに要求されるスキルや責任は多くなってくるのに、給料はほとんど上がらない状態が続いています。
残業や資格の勉強をしている時も、ホールに行ったほうが稼げるのになーと考えてしまいます。
いっそのこと会社を辞めてしまおうかと思うですが、年々減っていく遊戯人口やホールのことを考えると諦めてしまいます。
答えが出ないこんな状況ですが、バッチさんはどう思われるでしょうか。
アドバイスなどありましたら是非聞かせてほしいです。

僕のランチよりも深刻な葛藤がまた1つここに、といったところでしょうか。

しかし、このご時世に月収を超える収支とはなかなかの腕っぷしですねえ。

4号機時代に大学生だった僕も、パチスロを覚えて「バイトしてる場合じゃねぇ！」となってすぐ吉野家のバイトを辞めたわけですが、それとはずいぶん状況が違いますもんねぇ。

ただ、今の話に真理がある気もするんですよ。

状況ってのは、変わるんです。

意識して自分が変えるものもあれば、自分のあずかり知らぬところで変わってしまうものもある。

パチンコパチスロなんてのは、機械や店のルールでさえ、年単位でコロコロと変わる。

それに対応して勝ち続けるというのは、簡単なことじゃありません。

極端なことを言ってしまえば、なくなってしまう可能性もゼロではないと思うわけです。

しかし、簡単なことじゃないにもかかわらず、パチスロでたくさん勝てても、基本的に人から誉められることも感謝されることもないでしょう。

それもそのはず、パチンコパチスロというのは世の中においては「遊び」の一種にすぎないからです。

生きていくためにはお金が必要なわけで、多くの人がそれを得るために働きます。

そして、お金以外にも何かを得たり失ったりしていると思うんです。

僕は、誰だって自分の人生を選ぶ権利を持っていると考える人間なので、最終的には人が何と言おうと自分で決めりゃいいと思うんですが、アドバイスがあるとするならば、何を失い、何を得るのか、それをしっかり思い描いて決めるのがいいと思います。

どこで何をしてようが世の中何が起こるかわからんのは確かなわけで、全てを予測することは難しい。

ただ、思い描ける範囲もきっとある。

自由、お金、安定、世間体、スキル、やりがい、生きがい。

何を手放し、すり減らし、何を手にするのか。

誰にとっても正解の、万能な答えはないと思いますが、自分の決めたことであれば納得するしかありませんから。

最後に「仮に僕だったらどうするか」をお話してみると、年齢等も考慮して、もっと打てる時間が確保できる仕事への転職を第一に考えるかな、と思います。

現時点でその転職が厳しい道と感じるのであれば、もしシンプルに仕事を辞めて勝てなくなった後だと、更に厳しい状況になるでしょうから。

ちなみにプロの真似事をしていた僕がみつけた僕自身の答えは「パチスロの前に座る時になるべく楽しくいられるように、頑張って仕事しよう」でした。

勝ち負けに生活がかかってちゃ、余裕を持って楽しめやしませんからね。

設定1ってわかってても、打ちたい時ゃ打ちたいし。

何を1番に考えるかは人それぞれですから、これが参考になるかどうかはわかりませんが。

どこを通ろうが取捨選択の迷いが付きまとい、時に迷路のように感じる人生ではありますが、なるべく楽しんで生きていきたいものであります。