【松本バッチ】パチンコとパチスロ、どっちがキツい？

パチの方が大変そうだけどね

※過去の「松本ポスト」はコチラから！

勝負事にはいつも、勝負所ってのがあると思っておりまして。

そこで踏ん張れるかどうかが、勝敗を大きく左右するわけです。

いかに準備して、勝負所を勝ちきれるか。

なぁんも考えていなかった赤7揃いの白オーラ。

2連目に突然のトキ避け。

しかもパンチ。

思いも寄らぬ無想転生チャンスをあわわあわわと失敗し、それでも高継続率だからと心を落ち着かせる前に、キックで敗北。

連チャン数は、4。

絵に描いたような勝負所の落とし方で、もちろん敗北を喫したわけです。

明日から、いつ何時勝負所が訪れてもいいように、パチスロ台の前では猫のように神経を研ぎ澄ませておきたいと思いました。

もう、ほんっと悔しい。

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【東京都　男性　32歳　社畜パパ】

いつも楽しくコラムと動画を拝見しております！

動画を見てるといつも思うのですが、短い実戦時間で見せ場を作るのって本当に大変ですよね…

複数名演者さんがいれば良いでしょうが、1人だとかなりスキルが求められるように感じます。

そこで質問なのですが、動画撮影来店時にあまりにも何も起きなさ過ぎてお蔵入りになったり、取り直すことはありますか？

先日スマスロ北斗を打っていたらハマりとショボ連を繰り返し、気が付いたら6時間ぐらい経っていて恐怖でした…

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僕がテレビや動画に出演させていただけるようになってから10年以上経ちますが、収録したのにお蔵入りになったことはほんの数回ですかねぇ。

その数回も見せ場不足によるものではなく、他の事情によるものだったと思います。

ただ、おっしゃる通り、1人実戦による見せ場不足ってのは日常的に起こるんですが、僕が本業とするパチスロの方はまだマシだと思うんですよ。

パチスロはブン回せば1時間に800Gほど回せるわけで、さらには多くの機種が救済機能を搭載しています。

実戦収録で最も多いと思われる5時間実戦スタイルでも、3000Gぐらいはわちゃわちゃしながらでも回せる。

どんなに厳しい展開でも、数回は当たり(もしくはその為のチャスゾーン)に挑むことができる。

横目でみていて「大変そうだなぁ」と思うのが、パチンコ実戦で。

そもそもパチスロよりも回すのに時間がかかる上に、救済機能がない機種も多い。

現在の主流である1/319の機種で3倍ハマりもしようもんなら、収録終了予定時間が来ちゃうわけです。

たったの3倍ハマりですよ。

ジャグラーでいえば、400〜500Gハマりぐらい。

カラスよりよく見るって。

さらに、演出にすら嫌われるという地獄があるわけで。

そもそも、ゾーンとか高確とか、そういう波風すらたたない中、何時間もアツいリーチすらこない凪状態が続いた場合、そりゃもうなぁにんも見せるものがないわけですよ、きっと。

それで人々を魅了する術を持っているのであれば、パチンコ台の前じゃなくて、浅草の舞台で座布団の上に座った方がいい。

いくら機種情報を予習してきても、台が動いてくれないんじゃあ話になりませんからね。

よく、パチスロライターとパチンコライターが仕事の会話をすると、お互いに「よくできるね」とか「大変じゃないの」とか、そんな感じになるんです。

もちろん僕も例に漏れずそう思うわけで、その理由の最たるものが、この「見せ場の確保」という点に他ならないわけです。

まぁ、こればっかりは、僕らみたいな仕事をしていなくても、打っている人はみんなキツい。

人に見せれるような場面がないってことは、打ってて楽しい場面がないってことで、お金を払って座ってるだけって、ワシゃ一体何してんだろってなるもん、誰でも。

全部引いた！　立て続けに全部引いた！　みたいな日もあるんですけどね、たまには。

そう考えると、仮に失敗しても無想転生チャンスはきた方がいいよね。

ドキドキという払い出しを、一旦受けられてはいる。