「数え間違い」はあるかもしれない

※過去の「それはきっとこういう事情」はコチラから！

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわる答えのない疑問にふわっと形を与えるこちらの企画、今回のネタは「交換所で金額をごまかされることってあるの？」というもの。

お。これは自分も食らったことがあります。

つってもそれは20年以上前の話。あの交換所でジジイが独りで働いてるときはカネを抜いてくるぜって噂になってた店で、ほんとに1000円足りないことがありました。文句いったら確認もせずに「変だな～ポリポリ」みたいな仕草しながらすぐに足りない分をくれたんで、まあワザとだったんでしょうな。

だから「あった」か「なかったか」でいうと、残念ながら「あったんだろうな」というのが答え。ただしこれは過去形です。

翻って現在ですが、やろうと思えばオーナーが逐一店舗内の様子をチェックできるような機材もありますし、昔に比べるとその辺はかなり難しくなってるんじゃないかと思われ。さらに「おカネ」や「地金（ゴールドのこと）」を扱う仕事である関係上、基本的には「オーナーの知り合い」とか「友達」とか、言い方は良くないですが身元が辿れる人が働いてることが多いようなので、そういう意味でもおっかなくて悪さはできないんじゃないかな。

ちなみにかくいうオレもちょびっと交換所の仕事を手伝ったことがありますが、一緒に働いた仲間に冒頭の店みたいな適当な事をやりそうな人はおらず。出納額や景品数のチェックもかなり細かくやってたのを知ってるので、いまはもう、特に都内で景品を買い取ってもらうときは全面的に信頼してます。だってパクるのは無理だって分かるから。

ただし！　仕組みがしっかりしててもヒューマンエラーのセンは消えないんで、純粋な「数え間違い」はあるかもしれない。それはもう買取業務をすべて自動化しないと解決しない問題ですし、そうなってない現状は、一応信頼してはいても「その場で現金を数える」というのは意識してやってます。

幸いにして今のところ一回も数え間違いを食らったことはありませんけどもね。

んでこの「その場で現金を数える」という行為に気を使う人もいるんですよね。なんか交換所の人を疑ってるような気がしちゃって、数えるのを遠慮するというか。なんせ自分が交換所のなかで作業してるとき、ちゃんとその場で数える人は実は少数派でしたもんね。

こっちとしてはあとから違算（要は現金・景品の過不足）が出ると困るので万が一間違ってたらその場で数えて欲しいんですけど、みんなスッと財布にお金いれてサッと帰っちゃう。なのでその場で数えてる人がいると逆に「サンキュー」くらいの感じだったんですね。

ところが自分が客の立場になると「あんまり数えるのも失礼だよな」みたいな気分になるので、この辺の齟齬は不思議なもんであります。

なので両方の気持ちが分かる立場で申しますと、交換所で受け取った現金はその場でガッツリ数えていいです。ダブルチェックはむしろ優しさ。だって違算が出ると何回も現金を数えることになるし500円玉いっこ探すのに部屋中をひっくり返すことになるので。

とうわけで改めて今回のネタである「交換所で金額をごまかされることってあるの？」に対応する答えがこちら。

今は意図的なネコババは多分無いけど、数え間違いはあるかもしれないからその場で数えようね！

はい、今週はここまで。全然失礼じゃないからガンガン数えていいよ。