打ってまいりました。スマスロ北斗の拳。

わたくし量産型の初代北斗世代なのですが、まずは打って思ったことは…

「北斗だこれ」

そう、完全に初代北斗でした。

初代の再現という開発のコンセプトに偽りなし…です。

【補足】
スマスロ北斗ではAT終了後、1G目のレバーオンから次のレバーオンまでの間にサブ液晶をタッチすると設定示唆のボイスが発生。これを踏まえて実戦の模様を御覧いただきたい。

なぜ今になって初代を再現する必要があるのか？　…と疑問を持たれる方も少なくないかと思います。

いくつか理由はあると思いますが、自分の予想では、スマスロで可能なゲーム性がちょうど初代と似ていたからではないかと。

5号機には上乗せゲーム数に特化した機種が多かったように、現行のスマスロと相性が良いのは継続率をうまく使ったゲーム性になります。

初代北斗のバトルボーナスは上乗せやストックがなく、毎回継続抽選という仕様でした。

スマスロと初代のゲーム性が合致したから、今回初代を復刻した台が開発されたのだと思います。

では、御託はこの辺にして実際の挙動を振り返っていきましょう。

自分が打ったのは設定5。出玉率は110.0%と申し分なし。

果たしてそのポテンシャルを引き出すことができるのか。

(※ちなみに本機は比較的演出が発生しやすい通常モードと初代とほぼ同じ演出頻度に抑えられた初代モードの2つのモードがあり、本日は終日初代モードで消化しています)

まず朝イチ注目すべきは状態。

初代では、設定変更後とバトルボーナス後の天国移行率に設定差が設けられており、今作でも重要ポイントです。

ここが推測する上で大事になってくるのは間違いなさそう。

今回は残念ならが、朝イチ高確の匂いはせず。

忠実に再現された演出に感動しながら打っていると、気付けば500ハマリ。

いかなる場合でも25%でバトルボーナスに繋がる2チェも2回しか引けず、もちろん種無し。

天国移行もイマイチかなと思っていたら……謎当たり！

おそらく弱スイカを引いた数ゲーム後に通行人で「服脱げず→チャンス目」があったので、それかな？

初代よろしく高確の看破が立ち回りにおいて重要になってきそうな予感がしますな。

って、いきなり初当りから北斗揃いやんけーー!!

しかも、虹オーラ!!!!

赤7揃いか北斗揃いか…は本前兆当選時に振り分け。

ただし確定画面中の北斗昇格と赤7右下段からの入賞（79％ループ以上確定）はガチフラグとなっているようです。

こういった自力感があるのも嬉しいですな。

ちなみにループ率の抽選は赤7もしくは北斗を揃えた際の、第3ボタンを離した瞬間です。

バトルボーナスは1セット30Gの小役パート+8Gのバトルパートで構成されています。

バトルパートは基本的に小役ナビがありません。ですが、このようにたまーにナビが出ることがあります（便宜上、ひとまず強ベルと命名）。

これを引いた場合は、実戦上継続確定でした。

あくまで実戦上なので実際に継続確定かどうかはわかりませんが、ベルが揃ったときに偉そうな音がするので、それなりの恩恵はありそう。

さすがは北斗揃いレインボーの実力と言ったところか、ケンシロウさんも危なげない立ち回りでラオウを手玉にとっております。

バトルの法則はたくさんありますが、今回は…

・ケンシロウが立ち上がる際に雲がめっちゃ速いと79%ループ以上確定
・ケンシロウの攻撃がレイの南斗水鳥拳なら79%ループ以上確定

この2つが発生しました。

特に「めっちゃ速い雲」は、マジでめっちゃ速いです。

笑っちゃうくらい速い！

初代同様、20連を超えたあとはバトルに突入した時点で継続確定。

剛掌波を受けようがケンシロウが倒れようが、まったく問題なし！

…と、余裕ぶっこいていた24連目の突入画面でBGMがフェードアウト。

嗚呼、懐かしい。

音量が小さくなることでバトルの終わり……昇天を察する。

これよこれ。

昇天演出の詳細はホールで堪能していただくとして、ラオウ昇天後は1G連の大チャンスでもあります。

さらに1G連に当選なら北斗揃いの期待大となっているとか。

期待を込めてレバーを叩くと…

「20XX年、ホールは～」とお馴染みのフレーズが聞こえてきました。

1G連確定の瞬間です。

まぁサクッと剛掌波にやられたんですけど。

今回は単発でしたが、昇天から即当たり、再度昇天も十分にあり得ます。

これは夢のある仕様ですな！

昇天の後はイマイチな展開が続きます。

チェリーとスイカの確率が設定推測要素の軸となるのは間違いなさそうですが、ここだけでの推測は難しそう。

と、ここで強烈な違和感が…。

何も引かずボーナス後18G目にバトルボーナスに当選！

ボーナス後の1G連があるということで、ボーナス後に前兆に移行するというパターンもあるでしょう。

ただ、今回は直前のバトル中に強スイカを引いていたんですよね。

もしかしたらこの強スイカが要因でボーナス後に前兆に移行した…のかも？

まぁこの仮説は初代ではなかった仕様なのでただの偶然かもしれませんが、バトル中にレア小役を引いて敗北した場合は、一応注目しておくと良いかも。

そして、このボーナスの3連目でなんと無想転生チャンスに当選し、弱チェリーを引いて見事成功。

けたたましいセブフラと共に本機最上位である無想転生バトルに突入です。

無想転生バトルは継続率94%で、バトル中はケンシロウが無双状態。

「キミ、こんなに強かったんか？」

…ってな感情を抱かざるを得ない。

この当りはやや引き弱の15連で終わってしまい、ここで時間切れ。

・総ゲーム数…3588G
・通常時ゲーム数…1700G
・バトルボーナス初当り…6回（1/283.33）
・角チェリー…27回（1/132.89）
・中段チェリー…12回（1/299.00） ※設定1解析値…1/210.05
・弱スイカ…48回（1/74.75）
・強スイカ…3回（1/1196.00）
・スイカ合成…51回（1/70.35） ※設定1解析値…1/86.12
・チャンス目…21回（1/170.86）
・AT中の強ベル…13回（1/145.23）

・仮想投資…1万6000円
・仮想差枚数…プラス2443枚

では最後に、立ち回りと気になるポイントをいくつか振り返っていきます。

今回は終日初代モードで消化しています。

打った感じだとAT中に関しては通常モード推奨かなと。

初代モードだと、AT中の小役パートでナビ以外の演出がないので少し物足りなく感じるかもしれません。

通常モードだとストックの当否を見せてくれるので、内部的に何が起こっているかを知ることができます。

通常時はお好みで構いませんが、初代の演出を知っていれば初代モード、そうでないなら通常モードで良いでしょう。

いずれにせよ天国の見極めが立ち回りにおいて重要になるので、モード判別しやすい方で打つべきでしょう。

現状の推測要素は

・チェリーとスイカの確率
・設定変更後、バトルボーナス後の天国移行率
・バトルボーナス後のボイス
・弱レア小役からの当選

となっています。

今回設定5を3000Gほど回したものの、チェリーとスイカの確率はそこまで安定するものではないのであくまで参考程度に。

さらに設定変更後とボーナス後の天国移行率も体感としてはそこまで良くはなかったです。

そして、ボイスは聞き忘れに注意。

ボイスは「終了画面のBETで通常画面に戻った際」に聞くことが可能です。

忘れずにサブ液晶をタッチしておきましょう。

あと、弱レア小役での当選に関しては一度だけありました。

天国ではないと思われる状況で弱スイカやチャンス目から当選すれば、プラス要素と考えて良さそう。

この日、設定156を並びで打って思ったのはかなり設定推測の難しい部類だということ。

初当たり確率を注視したいところですが、2チェの25%のヒキで大きく変わってきます。

設定推測は時間をかけてじっくり…という感じでしょうか。

天井は1268G+前兆(設定変更後は800G+前兆)となっています。

ちなみに天井での当選は北斗揃いまたは高継続期待度アップです。

初代とは違い、ハマリ台狙いもいけそうな匂いがします。

また上記の天井に加え、どうやら短縮天井が搭載されている模様。

これもおそらく設定差があるのではないかと予想します。

実戦では確認できなかったので、出現率がレアな代わりにそこそこ強い要素だったり…？　

この辺は導入されてみてから要チェックですね。

以上、スマスロ北斗の拳の設定5実戦でした。

どの機種にも言えますが、打てば打つほど立ち回り巧者になれるはず。

天国や当選契機を正確に看破できるほど、推測スピードもアップしそうです。

この辺の立ち回り要素も含め、初代北斗が継承されていますね。

では、次はホールで昇天させたいと思います！

※設定6データは3/23公開予定！

※パチマガスロマガモバイルでは全データ＆設定差をまとめて掲載中！