今年の3月から毎月のように導入されているラッキートリガー(以下、LT)搭載機。どの機種も近年のパチンコと比べて高い出玉性能を誇っており、導入される度に話題を呼んでいるのはパチンカーなら周知の通りだろう。

そんな盛り上がりを見せるLT市場なのだが、多くのユーザーから一点嫌がられているポイントが存在する。それは、『LT突入率が低い事』。

【LT突入率とは？】
通常時にどれくらい回せばLTに突入するかの指標。直行だけでなく連チャン中に突入する場合も含んだ数値

機種によりけりだが、終日打ち込んで1回入れば上等、2回入ったら超ラッキーという確率なのだ。その懸念材料を解消した1台が7月8日にLT規制緩和第1弾として登場している。

『花の慶次～傾奇一転』（以下、慶次）だ。

今回はそれに伴い、大きく変動したLT突入率ランキングを紹介していこうと思う。

7月17日現在、『X』をはじめとするSNSには「慶次のコンプリート報告」が、これまでにないほど溢れかえっている。そんな慶次のLT突入率は他機種と比べてどれくらいになっているのかは興味深いところ。

上表のLT突入率ランキングを見てもらえたら、一目瞭然。

他機種が約1/1000以下のところ、慶次は約1/787（初当りの約2.5回に1回の割合）とズバ抜けたLT突入率となっている。そのうえ、大半の機種が低い継続率の下位RUSHを突破しなければいけないのに対し、慶次は初当りでRUSHさえ取れれば約77％もの割合でLTに突入と、間口の広さが非常に魅力。

LTの方がメインRUSHとなっているというだけでも、本機の凄さがわかるというものだろう。

今後慶次をメインに据えてくるホールは多いと思うので、状態にも充分期待出来るだろう。

間違いなく、今最も打つべき1台だ。

とにかく、LTを確実に体感してみたいというなら、慶次を打つことが最速にして最短ルートになると言えるだろう。

それくらい、ブッ壊れのLT特化型スペックなのだ。

ちなみにLT突入までのルートは
①通常時の7図柄揃いからは約300個獲得後にLT「傾奇BURST」直行
②7図柄揃い以外からは「CHALLENGE BONUS」演出成功の一部で突入（※演出成功で傾奇BURSTor戦モード）
③通常時に突如発生する「傾奇者チャージ」の一部から突入

LT突入まで、いろんな可能性があるところもいい。

RUSH突入時の薄い方、約23％（※全体の11.9％）で突入する戦モードでも継続率は約80％ある。とにかくRUSHに入りさえすれば充分楽しめると言える。

唯一、注意したいのは間違ってP機（『P花の慶次～傾奇一転』）の方を打ってしまうことだろう。こちらは通常時の図柄揃い時17.6％でLT突入なので、LT突入率が全然違う（1/1816.4）。

とにかくLTを体感するためには、確実にスマパチ版を打つベシ!!