パチンコ・パチスロ業界ニュースサイト「グリーンべると」の2月26日付け記事によると、エンターライズさんの期待の新作「スマスロ バイオハザード5」の試打会がなかなかおもしろい試みをしていたそうです。まずはソースを御覧ください。

フィールズは2月23日、エンターライズ社製のパチスロ新台『スマスロ バイオハザード5』のホール導入直前となる、2月23日、24日の2日間にわたりファン向け試打会を開催した。試打会は、実機を直接試せるリアル試打会と、スマートフォンやPCからプレイできるオンライン試打会という2つのスタイルで実施され、リアル会場には、事前の抽選に当選したおよそ100人のパチスロファンが会場を訪れ、導入前の新台を堪能した。

引用元：【フィールズ、パチスロ新台『スマスロ バイオハザード5』でリアル＆オンラインのファン向け試打会を開催（グリーンべると）】2025/02/26

ファン向けの先行試打会は話題作でちょいちょい行われるものですが、今回は「オンライン」での試打が可能だった点が非常に独特。

パチンコでのオンライン試打自体は2022年に行われた「P yes!高須クリニック～超整形BLACK～」での史上初開催以来、複数の実施例がありますし、この記事の執筆時点でも京楽さんの「P俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」が実施中です。が、パチスロを用いたオンライン試打会は何気に今回の「スマスロ バイオハザード5」が初。そういう意味では歴史的快挙となりました。

なぜパチスロではオンライン試打が一般的ではないのか。理由は色々あると思いますが、やっぱり目押しが必要になるので対応が難しいとか、そういった技術的な問題もあったのかもしれませんね。

ちなみに「P yes!高須クリニック」以来、基本的にはオンライン試打はそのまんまズバリ「オンライン試打システム」なるサービスが利用されています（一時は「どこでもパチンコ」と呼ばれてたようですが同じものです）

これはグローリーナスカ株式会社さん（ICカードユニットなどの大手メーカーさん）が開発・運営しているサービスであるとの事で、今回のパチスロに対応したことにより、今後はさまざまな人気機種がオンラインで先行試打できるようになっていくのかもしれません。

先行試打はどうしても東京開催が多く、遠方に住むユーザーにとっては不公平感を感じる事があったかもしれませんが、そういう方にとってはこのサービスは歓迎すべきものかもしれませんね。

なお実際に先行試打で「バイオハザード5」を触ってみたところ、2012年に5号機で発売された「パチスロ バイオハザード5」の完全再現を謳うに足りる完成度でした。かの機種は5号機の中でも上位に入る人気機種であり、これをご覧の方のなかにも、当時夢中になって打っていた人が大勢おられる事でしょう。

今回のスマスロ版はなんと当時の「絵の雰囲気」までほぼ再現されており、ややレトロさまで感じるほどの再現度になっておりました。これはいかにも当時のファンの心を掴む粋な作りで、よだれが出る人も多いのでは。

もしかしたら今回も自宅のPCや出先のスマホからオンラインで試打をしつつ、当時のホールを思い出して泣きそうになったプレイヤーもいるのかもしれませんね！