パチンコ屋なのに「出したり」「かけたり」して怒られた男

Written by 虚心坦懐
パチンコ屋なのに「出したり」「かけたり」して怒られた男

はじめに

ホントにあったパチ屋の事件簿、第1回。


今回は、いつものコラムとはちょいと違った視点で、報道もされたパチ屋で起こった珍事件をご紹介!

さらば諭吉、からのさらば定職!?

今年3月9日、宮城県仙台市太白区のパチンコホールでのできごと。時刻昼間の13時、営業真っ只中のホールで事件は発生した。

台の不具合を報せる警報音が突然鳴り響いたため、店員が防犯カメラを確認すると、直前までその台で金をかけていた男が映像では台に小便をかけていた。

…かけるものちゃうやん(笑)。

その夜、当然ホールは被害届を提出。

そして翌日。まさか、この男は再びホールにしれっとやってきた。当然、通報され、その場で逮捕される流れとなった。

メディアの報道によると逮捕されたのは近くに住む48歳の国家公務員。男は、映像にくっきり映っているのに「覚えていない」と容疑を否認していたということ。パチ屋の防犯カメラの性能は、スマホのLINEのやりとりすら見えるのにね(笑)。

そして、この小便をかけた機種が転落タイプだったのか、人生まで転落してしまうことに…。勿体ない。

まとめ

こちらの行為は器物損壊罪にあたる犯罪です。器物損壊罪の法定刑は、3年以下の懲役又は30万円以下の罰金です。さらに、その台の弁償もしなければならず、今の60万円くらいの機械代を考慮すると民事裁判に発展する可能性もあります。

台パンで壊しても同様の罪になるため、台を叩いた経験のある方はお気を付けください!

この報道がされた時、たまたま虚心と一緒に居たホール関係者は「この機種、牙狼なんじゃない? 初見、この筐体、便器にしか見えんかったし…なら、しゃーないわ(笑)」と笑い飛ばしていた。

…んなわけあるか~っ!(笑)

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(C) 小林よしのり/小学館

担当ライター

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