(前編からの続き)
前編の模様はコチラ▶最高設定は7!『ハーレムエース』設定は奇数のみ!

6月〇日

「好きなように時間が使える事」。

コレはこの生活の数少ない利点だと思うし、自分自身この生活をスタートさせた時はそう思っていました。しかし、パチスロに徹底すればするほどパチスロ以外の予定を入れたくなくなるのが実際のところ。

特にホール状況がほとんどわからない数日先の予定を立てる事は、なんだかとても躊躇してしまいます。その理由は、先に予定を入れてしまったら当日強いイベントがあっても打ちに行けないから…という、とても小さく情けないモノ。

日々キッチリつかめそうな時に動けてこそ成り立つ生活なので、病的なまでにパチスロのために時間を用意する事に固執してしまうのです。

こういう思考が基で後悔する事も多く、自分自身良くないなと思ってはいるのですが、コレがなかなか直せない。ギャンブル依存症ではないけれど、間違いなくパチスロ依存症…いや、パチスロで稼ぐ事依存症だと思いますよ。

しかし、そんな生活に多少なりともメリハリを与えてくれたのがスロマガ王決定戦なる企画(※編注：スロマガライター全員によるパチスロ実戦企画)。

結局はパチスロ絡みなのですが(汗)、普段の稼働を減らしてまでも企画のための下見等に時間を費やさせたという意味では、いつもの病状を止められた訳で…。

まぁ「やるからには「徹底したい」というパチスロ生活の礎とも言える自分の性格を再確認させてくれただけに過ぎないのですが、こういう事が他の分野に見つけられれば、自分も少しは変われるのかな、なんて思っちゃったりもします。

さて本日向かうホールは、トーナメン実戦に活かせるかもと下見をしていた8枚交換のL店。ロテーションイベントを開催しつつも連日ボチボチな機種別イベントを開催していて、本日は「ハーレムエース2分の1MAX」。

ちなみにハーレムは全5台なので、当然2分の1では割り切れません。こういう場合、最高設定台が2台だと店にとってマイナスイメージとなるため、実際は3台投入される可能性が高いと判断。

これならば8枚交換でもアリか…と足を運ぶのでありました。並びはハーレムの台数より多かったものの、数人がキン肉マンに流れたため少しばかりホッ。1台を押さえて勝負開始です。

初当りは1000円、シマ1番乗りのわずか12GでSB。しかしそのコインは直飲まれで、次のボーナスは548GでBIG。そしてまたもコインは飲まれてしまい、約1000G消化した時点でのボーナス回数はBIG1・SB1と弱い展開。

他の4台は無難に当りを重ねていて現状一番弱いのは自分の台なのですが…あれれ？

この時点でベルがもう100回？　設定7のベル確率は約13分の1なのに、現状約10分の1と尋常じゃない数値。試行が少ないと言えばそれまでですが、それは悪い方に作用しているボーナスに関しても言えるので、もうしばらく追ってみる事にします。

その後追加は3回で止まったものの、投資金額は計1万7000円。8枚交換で5号機のスペックだと結構痛いのが本音。とは言え、追加投資が止まった約2000Gの時点でもベル出現率は約11分の1をキープしていて、いまだ弱いボーナス出現率を加味しても、設定推測ツールのはじき出した設定7期待度は80%超え。

自分の台がボーナス回数的には弱いため、シマの客もヤメるにヤメられない状態でなんだか申し訳ない。もちろん自分の台が7確定な訳ではないし、時間がある程度経った後のさらなる追加投資は換金率的にキツい。それだけは勘弁してくれと思いながら用心プレイが続くのでありました。

その後はベル出現率がジワジワと後退してきたものの、代わりにボーナス出現率が上がっていき、17時過ぎにやっとこ1箱カチ盛り。途中、なんともお恥ずかしい話、液晶画面のキャラクターを任意に選択可能だった事を今さら知って1人で赤面(笑)。

コイン増加に無関係な演出を覚えようとしない自分を反省しつつ、なんとか打ち切る事が出来たのでありました。

最終的に2439枚のコインを獲得し、収支はプラス1万3000円。少々物足りない結果ですが、BIG出現率設定1～3の間で終わってしまったし、なにより換金ギャップもあるので仕方ないところ。

そして個人的にはハーレムで苦労するのにはもう慣れましたよ…。最高設定台はやはり3台で自分の台も当たり。予想が当たった上に自分がつかめた事に満足し、今日の日を良しとするのでありました。

担当(以下・担)『前回と今回で「ハーレムエース」の稼働日記を2本お送りしました』

しのけん(以下・し)『日記改めて読んでいろいろ思い出したよ(笑)』

担『面白いのは2本目の日記が8枚交換のホールで実戦というところですかね』

し『既に等価交換ホールがメインの時代ではあったけれど、6枚交換・7枚交換と今より幅広い交換率のホールが存在はしていたよね。まぁ8枚交換はこの頃でも珍しくて、そのぶん設定で頑張ってくれていたホールだったんだよね』

担『ツモれない高交換率よりツモれる低交換率って感じですかね』

し『この日記の時も114%の機械割の設定6を3/5で打てた訳だから8枚交換とはいえ条件は良いよね』

担『確かにそうですね。次回はハーレムエースのゲーム性や設定推測要素等を語ります』

(後編に続く)

続きは9月10日6時更新予定！

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