
音量で威嚇してくる客
チワッスあしのです!
ホールで出会った奇抜な隣人を紹介するこちらのコラム、今回はペンネーム「よか」さんのお便りを紹介します! どうも! よかさん。
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自分がよく行くホールには普段は音量を下げて打っているのに、近くに他の方が座るやいなや音量を最大にする方がいてすごく常連の方々も迷惑しています。
その方はその方が打ちたい台の近くに他の方が先に遊技してる場合でも音量を最大にしてます。
自分の周りを快適にする為にそんな嫌がらせ的なことをしているのは明らかなのです(※周りに人がいなくなったら音量を下げてます)。
こういうのってどういう対処をするのがベストなんでしょうか…本当に迷惑だし悪質なのでなんとかしたいです。
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なるほど。
クソデカ音量はコチラの企画でも頻繁に出てくる大問題であり、我々遊技者にとって共通の「耳が痛い」テーマなのですが、これを刃牙に出てくるガイアが使う環境闘法のごとく「他のお客さんへの攻撃」として使う迷惑客というのが実在するそうで。
確かに我が身を振り返ってみても、こっちが当たった瞬間に音量ボタンを連打してヴォリュームを上げる隣人なんかがたまにいます。
オイラは基本的に性善説の世界で生きているので「あ、こっちがうるさくなったから自分の台の音が聞こえにくくなったのかな?」みたいな感じに思ってたんですけども、そうか、アレは攻撃かもしれないんだ…。
たしかに自然界を見ても「でかい音」というのは、相手に対し「どいてくれ」という威嚇の意味を持つ事が往々にしてあります。
これ系で一番有名なのは一部の霊長類が縄張り主張で行うドラミングでありましょう。
あの、ゴリラが胸板をドスンドスンやるやつです。

一説によるとあの音は森の中を2キロほど響くとの事。
威嚇や縄張り主張と考えると、いささか広範囲に響きわたり過ぎです。
対面していない相手に対して2キロも届くドラミング音は余計な外敵を招くことにもなるので、オイラはあれはゴリラなりの自己主張なのではないかと思っています。
つまり「オレはここにいるんだ」「誰かオレの叫びに耳を傾けてくれ」という、若いゴリラの行き場のない情動が、ジャングルの空に響いているのであります。
んで、「よか」さんが目撃したその迷惑客も、もしかしたらそんな寂しいゴリラと同じなのかもしれません。
当てた喜びを、薄いところを引いた喜びを誰かと分かち合いたい。だけどオレには友達がいない。感動を分かち合う仲間も家族もいない。誰ぞオレを見てくれ。気づいてくれ。そうだ、音量を上げよう。
これです。
迷惑なことには変わりませんが、こう考えるとそのゴリラ…じゃないや爆音の隣人も、なんだか哀れで小さな、思わず構ってあげたくなるようなヤツに思えてきませんか?
きませんか。そうですか。大丈夫。me tooです。
はい! というわけで皆さん。構って欲しいからって音量を上げてもろくなことはないですからね。仲良くなりたかったらまず会釈しましょう。我々ゴリラじゃなくてヒトなんで。
また来週!
皆様の体験談を大募集!
隣に座ったヘンな客…アナタの体験談を教えてください!
ライター・あしの氏が当コラムにて紹介させて頂く…かもしれません。
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コチラから送ってください!!!!!
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