◎人名検索

    パチマガスロマガ所属
    パチンコライター

  • 和泉純
  • ドテチン
  • りんか隊長
  • 優希
  • 七之助
  • きなこ
  • パンダ
  • 虚心坦懐
  • はじめ
  • 袴一平
  • TAKA
  • 奏弥
  • カルキ
  • 黒咲さゆ
  • 黒咲ゆのき

    パチマガスロマガ所属
    パチスロライター

  • しのけん
  • 松本バッチ
  • フェアリン
  • レビン
  • ドラ美
  • わるぺこ
  • 銀太郎
  • ヘミニク
  • くまちゃむ
  • 角屋角成
  • jin
  • ガンちゃん
  • 千奈里
  • 菊丸
  • ウド茂作
  • 真田シュン
  • アップル藤子
  • 日向七翔
  • 天香膳一
  • 音華花(おとはるか)
  • ゆう

フリーランスライター

  • 助六
  • 山ちゃんボンバー
  • ロギー
  • 緑山淳
  • 永浪
  • アラプロ
  • あしの
  • ニッシー
  • 荒井孝太
  • 「あきげん」秋山良人
  • まっつん
  • パチンコお姉さんはるちん
  • ジャイロ
  • 黒ずくめの組織
  • ジェイさん@発信する遊技機クリエーター
  • 山田桃太郎

◎日付検索

カレンダーの日付を押すと、その日に更新された記事が一覧で表示されます。

【パチンコ・パチスロ】隣に座ったヘンな客【台パン編】

【パチンコ・パチスロ】隣に座ったヘンな客【台パン編】

チワッス!あしのです。

いい年の大人が筐体に向かって肩を寄せ合うパチ屋では時折「おいマジかこいつ」みたいなインパクトのある人と隣同士でプレイする事になる場合があります。

そんな「イカした隣人」を皆様に紹介するこの企画、今回の隣人は20年ほど前に出くわしたこんな人をご紹介。

 

過去の「隣に座ったヘンな客」はコチラ

福岡の某店にて

流石にこれは昔の話すぎて記憶が薄れつつあるのでやや正確じゃない部分がありますが、あれは確か野暮用で福岡の北九州市に出かけた時のことでした。

おそらく仕事じゃなかったと思うのですが、予定よりもかなり早く場が跳ね、昼過ぎにはフリーになった筆者はひとり、知らん店でパチスロを打つことにしたのです。

北九州。

ご存知のように修羅の国です。

もともと九州人というのは気性が荒い人が多いのですが、こと北九州らへんというのはさらに特殊で、石を投げれば修羅に当たってそのまま血で血を洗う抗争になることもあるとかないとか。

流石にネット上の情報はやや誇張されてますけども、かくいう筆者も車で九州から山口方面に抜ける時は「ここは集中して運転しないと駄目なところだ」と、襟を正して背筋を伸ばし、ハンドルを10時10分持ちに持ち替えておりました。

だって当時は周りがフルスモークの車だらけだったんだもん。

というわけでやや緊張しながらも、途中で立ち寄った知らん店。

当時は4.5号機に入ったくらいの時期です。

まだ検定取り消し前の『アラジンA』とかは普通に稼働してた気がしますが、筆者は出たばっかりの『スロッター金太郎』という台に着座しました。

スロッター金太郎。

これ知らん人もいると思います。

名機『サラリーマン金太郎』の後継機なんですけど、中身はまるで違う奴ですな。

世間の評判はそんなに良くなかった気がしますが筆者は嫌いじゃなく、むしろボーナス後に必ずATを消化できるなんてステキやん? みたいな感じで好んで打ってました。

んで、こうやって打ってると、なんかやたらとボーナスが軽い。

普段筆者が打ってる「スロ金」とは明らかに異質の挙動。

いよいよ「あれ、これもしかして6?」みたいな雰囲気出てきました。

んでそれに気づいた店内の人が、スロ金のシマに移動を開始。

気づけばガラガラだったシマは満席に近くなりました。

「にいちゃん、どがんねそれ(お兄さん、それはどんな感じですか? )」

隣に座ったおじさんから聞かれた筆者は「いやー、よくわからないッス」と答えました。

おじさんの眼光はビーバップの頃の的場浩司なみに鋭く、どうみても普通の仕事してる人じゃなかった。

眉毛の厚さが2ミリくらいしかないし。

怖いオッサンの隣で打つ、おそらくは高設定のAT機。

まだ20代前半の筆者にとって、この圧は耐え難きものがありました。

せめてシマ全体が良い感じの設定だったらまあ何とか和気あいあいと行けそうなもんですが、おそらく店長が気まぐれで投入したであろう高設定は筆者の台のみ。

従って最初はニコニコしながら打ってた的場浩司も、徐々に打ち方が荒くなっていきます。

1万円投入しては台パン。

投入しては台パン。

定期的にパンッ!パンッ!という音がトカレフの銃声のように響きます。

そしてそろそろ天井に到達する間際の追加投資で、なんか台パンとともに「ベリン」という音が聞こえました。

ゾッとして視線を横に向けると、オッサンが打ってる台の下パネルに拳がめり込み、思いっきり破損してます。

(え、そこ拳入るんや……!)

新鮮な発見でした。

オッサンはそのまま後秒くらい固まり、そのままゆっくりと呼び出しボタンを押し、自嘲気味に笑ったあとタバコに火をつけていました。

なるほど、自首です。

やがてやってきた制服のスタッフさんが現状を確認、インカムで情報を飛ばすと、スーツの屈強な男がやってきました。

うそやん、ホールにこんな用心棒みたいな奴おる? と思いましたが、ここは他でもない北九州。

そういうのもあるかもしれない。

肩をイカらせながら事務所に消える的場浩司っぽいオッサン。

残された天井間際の「スロ金」を、シマの連中がギラギラした目で眺めてたのが印象的でした。

なお、筆者の台は後半大失速。

たぶん1でした。

皆様の体験談を大募集!

隣に座ったヘンな客…アナタの体験談を教えてください!

ライター・あしの氏が当コラムにて紹介させて頂く…かもしれません。

★★★★★★★★★★★★★★
コチラから送ってください!!!!!
★★★★★★★★★★★★★★

※ご希望の方はペンネーム・年齢・性別をご記入ください。本名での掲載は致しません。
※メール等での返信はいたしません

面白コラムから機種攻略まで…パチマガスロマガモバイルでは楽しさと最新情報を随時発信中!


アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヵ月
  • 総合