パチスロって結局“運”じゃね？

※過去の「それはきっとこういう事情」はコチラから！

チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロに関する答えの出ない疑問に何となく形を与えるこちらのコラム、今回のネタは「パチンコ・パチスロの上手いって何で決まんの？　結局運じゃね？」というもの。

まあこれは勝負事には少なからずついて回る考え方で、それでいうと麻雀がかなり顕著。どんなに上手くても配牌によっては今日始めたばっかの初心者に負ける可能性がありますし、一局の勝負だとプロでさえ「初心者相手になら100パーセント勝てる」とは言えません。

じゃあプロの強さってどこで出てくるかというとトータルの数字なんですね。一局だとハッキリした強さが出づらいけど、何戦もしていくうちにそれがわかりやすい結果になって出てくるわけです。

なにげにパチンコも一緒で、例えばボーダー+3の台を一日打っても負ける時は普通に負けます。特に最近の台は諸々の分母がデカいんでラッシュ間で1000回転クラスのハマリなんかも頻繁に出ますし、それを二回食らったらもう現実的に逆転するための時間がなくなっちゃう。スロだって同じ。虹トロ出てるのに腐らせて負けた事なんかみんな経験しとることでしょう。

んでコレも長い目で見た時に「上手い」とか「下手」の差が出てくる類のもので、この場合の上手下手ってのは単に高設定をツモれてるかどうか以外にも、もちろんヤメ時、打ち出しの判断の上手さってのもありますし、もっというと目押し力っていうのも関係してくるでしょう。

要は1回の勝負は運の要素が強めなんですが、10回100回と数を重ねていくうちに運以外の要素が相対的に大きくなっていくわけですな。

長く専業をやってる人はこの辺の考え方が徹底してて、運が悪くて負けた、というのであんまり怒らない。それは当たり前にあることで、自分の努力ではどうしようもないんだからプリプリしない。

もちろん狙い台のミスとかそういう自分に責任がある事に関してはプンスカするんですけど、そうじゃない場合にはわりとあっけらかんと「ツイてなかった」「期待値積んだ」で終わるんじゃないでしょうか。

オレなんかは専業でもなんでもないんで6確の台が腐ったらまあまあキレますけども、いかにもガチ勢ですみたいな風情を醸しながら打ってる兄貴たちはジェットコースターの下り坂みたいなグラフを描いてる台でも飄々とした顔で打っててなかなかビビりますもんね。

そういやその昔、5号機の初代「エヴァ」が出た時、メイン小役のベルに設定差があるということでみんなその数を数えながら打ってたんですね。

オレの知り合いで専業みたいな事をやってた人がいるんですが、ある時めちゃめちゃニコニコしながら打ってたんでどんだけ出てるんだろうと思ってみたらバチクソ負けてるわけですよ。でもその人はケータイの画面をオレに見せて「ベル確率めっちゃいい！　これ6！」みたいな感じで喜びながらサンドに万券ブチ食わしてるわけです。

実際その人は月のトータルではめっちゃ勝ってたんで、オレはそれを見て「専業は頭がいいんだか悪いんだかよくわかんねーな」と、ちょっとおっかないような気分になったもんでした。

はい、というわけで今回のネタであるは「パチンコ・パチスロの上手いって何で決まんの？　結局運じゃね？」に対応する答えがこちら。ドン！

1回の勝負は運。100回の勝負は実力です。

以上！　なんとなく名言が生まれました。

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