(前編からの続き)
前編の模様はコチラ▶マイナー機だけど『ナイルパニック』超絶名機!

■2001年4月10日(火)■

今日も打ち合わせがあり夕方勝負。いつもならフルで打てる期間なのですが、いろんな要因からちょっとばかりスケジュール調整に戸惑ってしまいました。申し訳ない。

ってな訳で、N店に向かったのは18時ちょい前。ちょうど知り合いがPT中で、一撃4000枚近くのコインを吐き出しています。…うーん自分も味わいたいよ。出現率激低(2621分の1)のBIGも引いてみたいしねっ。

そんな事を考えつつ勝負開始。3000円投資したところでPT終了後即ヤメする客がいたのでN君に聞くと、既にPTには5回突入し皆即バン。REGも良さげだと言うので移動する事にしました。

移動して3000円でREG。そのわずか21プレイ後にPT突入っ！　昨日からPT突入率だけは調子良く、気分も良いですよ。

んが、わずか41プレイで『アーユーレディ？」と音声が。コレがPT中に鳴るとボーナスかPTパンク。ビクビクしながら左に3連青7を狙うとズドンと停止。『良かったREGだよ」と青7を狙うと、右リールでスカッとハズれてしまいました。あれれ？

…BIGでした。その確率ゆえ一度は引いてみたいとは思っていたけど、よりによってPT中に引くとは。当然BIG終了後PTは消滅。あぁ。

もう一度引いたPTも89プレイでパンクとダメダメな展開ながら、今日はプラス5000円にて終了。良し？

■2001年4月11日(水)■

「良い展開を味わっていないながらも、自分はこのナイルパニックのゲーム性に好印象。特に集中突入の明暗を分けるバックライト演出がアツく、左、中リールが赤くなった時は右リールを押す手にも力が入ってしまいますよ。

たまーにシングルを引く前にPT突入が分かる時もあり(予告音+リプレイでボーナス揃わず)それもアツいしね。

…そんな感じで明日も打ちたいなぁと思っていたところ、なおさらその気にさせる要因を2日間のデータから見いだしたのでした。

と言うのも、PT突入率が設定4と5の間である以外、数値がボロボロ。BIGやREG、PT継続率の確率がモノ凄い事になっているのです。もちろん悪い方にね。

それでも2日間の収支はわずかながらプラスに転じているって事は……。そう、数値的にみると甘い機種って事。もちろんこういう機種ゆえ、数値的な甘さが実戦にどう伴うかは百も承知。だけど精神的なゆとりにはなります。

「そんな状況ながら、己の根本的弱さだけで結果が伴っていないので、今日こそ結果を出したいところ。このN店に期待出来るのは良くても新装3日目までなので、なおさら気合を入れる自分なのでした。

いつものペースで打てる今日は目覚めもバッチリ。我が家を出ると、春を感じさせるかの様な素晴らしい天気です。そんな天候と同様に、気持ち良く開店と同時に入店し狙い台を押さえたのですが、ココで嬉しい誤算が発生したのでした。

打つ前にひととおりのシマを見て回ったのですが、なんとオオハナビでリーチ目を発見っ。ガセかもしれないのでコインを拾って回すと、いとも簡単に3連ドンが止まり…BIG！

さらに、N店はクレジットが切れていて清算出来ないので、クレジットを消化してヤメようと思ったら、そのクレジットでまたBIG！　あっと言う間に1160枚コインをジェットカウンターに流す自分なのでありました。

今日は調子良いぞ、とナイルパニックに戻り勝負を開始っ。初当りは4000円でREG、追加1万円でREG、5000円でREG、1000円でREGといきなりの2万投資。調子良いか？

しかし、オオハナビでのプラス分があるのでまだまだ余裕です。N君も来たので共にガシガシ打っていると、鬼の様な確率のBIGを3回も引いてしまいましたよ。

…うーん、設定1でもPTの方が確率が良いんだからPTを引いてほしいよ。と、確率の良くあるイタズラに訴えかけつつ、さらに5000円を追加。

ダメです、ヤメです、移動です。だって、PTもREGも全然引けず、引けるのは全設定共通のBIGだけだからね。

N君がコンタクトを落としてしまい良さげな台をヤメるというので、お礼を言って勝負再開。

ところが引けるのはREGばかりで投資が止まらない止まらない。遂に総投資は6万4000円に。

時間は既に20時過ぎ。仕様上、閉店より早めにヤメなければならないので、そろそろ限界。んな訳で、引いたREG分のコインを飲まれたらヤメようと思ったその時、奇跡は起きました！

朝から打ってやっとのPT突入っ！　この時を待っていましたよ。神々しく輝くフラッシュに祝福され、残り時間を慌ただしくぶん回す自分なのでした。頼むよ～！

ほい、47プレイでパンク……。手元に残ったコインでオオハナビの端玉を調整し、結果収支はマイナス3万9500円。集中機が苦手な自分を象徴するかの様な3日間なのでありました。あぁ。

(後編に続く)