担当(以下・担)『今回の日記(※第205回・第206回)は、「押忍!番長ＺＥＲＯ」の設定4以上確定台を打った日の稼働でしたね』

しのけん(以下・し)『です』

担『まずは、先週から新企画「喰うならやらねばSIDE-B」の連載がスタートしまして、稼働日記自体は隔週になった事についてどんな感じですか？』

し『隔週になっても稼働に明け暮れていると〆切はすぐ来る感じ(笑)。むしろよく毎週稼働日記更新していたな…と』

担『まぁSIDE-Bの更新を含めれば、結局毎週3～4回の〆切がありますしね(笑)』

し『でも少しは助かったよ。稼働日記更新回はデータまとめとか裏方的作業も多いからさ』

担『なら良かったです。早速ですが今回の番長ＺＥＲＯ。設定4以上が確定したもののマイナス収支で終わってしまいましたね』

し『設定6も有り得る状況だったから、途中まではいずれ捲れてプラスで終えられるだろうくらいに思っていたんだけどね』

担『敗因はなんですかね？』

し『それが分からないんだよ(笑)。モード移行も良かったし、AT枚数もそこまでボロボロじゃなかったと思う。まぁ最終的な初当り出現率が設定4に近かったからそこら辺が起因かなと』

担『設定的にはどう判断していますか？』

し『日記にも書いたけど、経験値少なくて言い切れない。ただホール状況が全体的にいつもよりワンランク内容悪かったから、設定6というより設定45の可能性が高いのかな…と。ただ設定6でやれないと、こういう事もあると言われればそれまでだし』

担『モード移行は良かったとの事ですが』

し『うんそれは。稲妻ステチェン+ポイント数でチャンスモードやZEROモードの裏付けが取れた事もちょこちょこあったし、1周期以外の紫オーラも適度に確認。そこら辺の挙動で高設定はこんな感じかと早々察する事出来たし』

担『しかし肝心の初当りは突き抜けなかったと』

し『終わってみれば設定4に近いもんね。打っている感触としてはちょこちょこ初当り取れている感覚だったから、ストレスは全然感じなかった。逆に言えば設定6は確率通り引けるだけでも、もっと気持ち良く初当り取れるんだよなぁ…と』

担『設定6の初当り合成(BB&RB&AT直撃)確率は1/179.5ですからね』

し『そこでやっぱり気になったのは、モード毎のボーナス当選率なのかなぁと』

担『と言いますと？』

し『コレ前回ちょっと番長ZEROに触れた時話題に出したけど、「モード移行率は開示されてるけど、各モードのボーナス当選率は開示されていない」でしょ』

担『メーカー発表ではこのように「低」「高」のみ。ZEROモードのみ設定1でも50%くらいの期待度ある…くらいの情報ですね』

し『で、今回の実戦の各モードのボーナス当選割合を出してみたんだけどこんな感じだったんだよね』

担『割合で言うと、通常モードが「57.1%」、チャンスモードが「50.0%」、ZEROモードが「44.4%」。あれ？　思いのほか各モード大差ないですね』

し『ね。もちろん全て正確に見抜けたとは言えないけれど、それなりに明確なのだけピックアップしていて。ボーナス期待度「低」なはずの、通常モードでのヒット率もそれなりにあるのが意外でさ』

担『確かに。それに対してZEROモード時のボーナス期待度が50%を下回っていて思いのほか低いですね』

し『総合すると、規定ポイント到達時はモード無関係で約50%程度のボーナス当選率。だのに初当り出現率は設定4に近い感じ。となると、設定6はやっぱり規定ポイント到達時のボーナス当選率、そしてAT直撃当選率が高くないと、そこまで初当り出現率を上げられないよなぁ…と』

担『なるほど。AT直撃出現率は今までの番長シリーズ的に間違いなく存在していそうですが、モード移行だけでなく、各モード規定ポイント到達時のボーナス当選率にも差はあるだろうって事ですね』

し『それが各モード全て均等に優遇されているのか、ZEROモードや通常モード等、一部に振り分けられているのか…は自身のデータが足りないから言い切れないけどね』

担『巷ではZEROモードのヒット率が設定6は別格という話もあります』

し『うん。それが初当り出現率を高める手っ取り早い方法ではあるから現実的かな。ただ、今回一応設定4以上確定している台で、通常モードのヒット率が50%を超えていたから、そこも気になる。50%超えていたら「低」じゃないし(笑)』

担『確かに』

し『とは言え、通常モード滞在が確定した試行数自体、7回と少なかったし偏っちゃった可能性も。やはりデータが足りないかなと』

担『もっとしのけんさんに番長ZEROを打ってもらわなきゃ(笑)』

(後編に続く)