チワッスあしのです！

ホールで出会った奇抜な隣人を紹介するこちらのコラム、今回はペンネーム「とらまる」さんのお便りを紹介します。

こんにちは、とらまるさん！

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長くHALLに通っている者です。自分では準社員だと思っています(笑)

最近特に感じていますが、自分を含めて年寄りの多さには驚きです。ぼんやり家で過ごすよりは良いのかなとは思いますが最近見かけた年寄りには問題があります。

まず自分の下世話が出来ない。これは現実かと思ってしまったのが、漏らしながら歩く、そのまま椅子に座るなど。そこまでして遊びたいのかと同じ年寄りとしてちょっと悲しい気持ちになりました。

私の行くHALLは特に高齢化を感じるが、自分は迷惑を掛けないようにしようと思っている今日この頃です。

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漏らすのは流石にボケが進みすぎてますが、たしかに古今東西、パチ屋はお年寄りの数が多いです。

パチンコとパチスロで違いもありますけども、これ系で有名なのが2023年の5月に某シンクタンクが出した遊技参加人口の調査でして、オレはこれにかなり強い衝撃を受けたのを覚えています。

どんな内容だったか。

はい、調査によると、2022～2023年の間に、遊技人口はおよそ150万人減っており、そして減少割合としては20代と30代が最も大きかったそうで。

ほーん、って思うじゃないですか。

いやいや、当時はコロナ禍で年寄りの遊技人口が激減してると言われてた時なんですよ。

オレもあの時はあらゆる仕事でコロナ関係の記事を書きまくっており、関係者へのインタビューも相当積極的にやってたんですけど、みんな口を揃えて「年寄りが減った」つってたんですね。

オレもホールには普通に行くので「年寄り減ってんな」ってのは何となく思ってたんですけど、件のデータは「年寄りよりも若者がもっと減ってた」という無慈悲すぎる結果になってて、そう考えると「まだ年寄りは全然多いほうだった」んですね。

ホール店長もそうですし、コンサルもそう。

メディア関係者もそう。

コロナ禍中、若者のほうが減ってるのに年寄りが減ってるという話しかしなかったというのは、これは業界関係者全員がちゃんと自覚するべきことです。

じゃなんで当時年寄りの話しかしなかったのか。

答えは簡単。ホールのドル箱である甘海の売上がクソ減ってるのがクリティカルな問題だったからです。

要は勝ち負けをちゃんと気にして打つ若者を増やすより、当時はクソ釘の甘海でガンガン金を落としてくれる年寄りのほうがはるかに大事だったんですね。

で、時を経てスマスロが出て久々にパチスロがドル箱化してんぜってなったら、今度は「若者のホール離れが深刻である！」って言ってるので、何気にこの辺のトレンドはホールの収益構造とダイレクトにリンクしてるんじゃねぇかなとオレは見てます。

と、それらを踏まえ今回のとらまるさんのおたよりを改めてみてみます。

うん、年寄がホールで漏らしとると。なるほどね。うん。

やっぱね、若者増やしましょう（真顔）。

それしかないですわ。オレに言えるのはそれだけ。

でも多分ね、今後もホールの高齢化は進んでいきますし、これはもう人口ピラミッドがそうなってるので仕方ない話です。

たしかに一番いいのは若者が増えることですけどね。

でも肝心の機械性能がどんどん学生向けじゃなさすぎる方向に進んじゃってるし、消費者金融の総量規制を撤廃でもせんかぎり、あんまりラディカルな変化は起きないかなぁ……。

そういう意味ではユーザーの年齢層ってホールじゃなくてメーカーがハンドリングする話なので、各メーカーさんにも（版権が若者向けとかそういう話じゃなくシステムとして）若者向けの台です！ってのをどんどん出してほしいなと思いますね。

大前提として若者はカネがないのでベースは40以上で。

そして時間効率を何より重視するのでダラダラした大当たりは禁止！　純増は8枚とかでお願いします。

あとスマホを見ながらの「ながらプレイ」も前提なので、当たらない区間と当たる区間はハッキリ分けたほうがいいですね。

ズズズンズズズン、ズズズンズズズン…！

ハイ!　 6号機のリゼロ！（小島よしおのポーズ）

以上。

リゼロは出るのが4年早かった、という話でした。また来週！