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【スロット】どうして沖スロだけメダルがデカいの?

【スロット】どうして沖スロだけメダルがデカいの?

50セント硬貨とほぼ同じデカさ

※過去の「それはきっとこういう事情」はコチラから!


チワッスあしのです。

パチンコ・パチスロにまつわる答えの出ない疑問に何となく形を与えるこちらの企画、今回のネタは「沖スロってあるけど、なんで沖縄だけ特別扱いされとん?」というもの。

確かに。沖スロはよく聞くけど肥後スロとか土佐スロとか聞いたことないですもんね。

なんで沖縄ばっかり粒だてて取り上げられてるかには諸説あるのですが、とりあえず有力視されてるのが「沖スロがアメリカの占領下にあったから」だそうです。

要はパチスロ登場以前から欧米のアップライト筐体の「スロットマシン」が基地を経由して沖縄中に広がっており、沖縄の人はみんなそれで遊んでたもので独特の文化が発達したんではないかと。そんな感じです。

で、その時代に沖縄で広く遊ばれていた「スロットマシン」は当たり前ですけど三店方式なんか取っておらず。なんなら風営法管理下どころか日本の法律の適応下にすらなかったので「現金でそのまま遊ぶ」スタイルだったとの事。カッチェえ!

ここまで言ってピンと来る人もいるかも知れませんが、いわゆる「デカコイン」とか「30パイ」と言われてるアレは、当時のスロで使われてた50セント硬貨とほぼ同じデカさらしく。沖スロにデカいコインが使われるのは、そういう文化的背景からであるという説があります。

説がある、というのはあくまでも巷間でそう言われておるから。

筆者も占領下の沖縄でスロットマシンを打ってた人の話とかは聞いたことないですし、ホントに50セント硬貨で遊んでたかどうかもよくわかんないんで断言はできないんですけど、とりあえずありそうな話ではありますな。

なんにせよ日本の「パチスロ」の誕生は「ジェミニ」で1977年、あるいは「パチスロパルサー」で1980年とするのが一般的なのですが、少なくともその5年前の72年(沖縄返還)までには沖縄に「スロットマシンで遊ぶ」という文化があったのはホントみたいです。


で、ここからはちょっとややこしい話になるのでものすごくざっくり解説しますが、日本国内においては「パチスロ」の誕生より前(1964年)に登場した機械に「オリンピア・スター」というのがありました。

これは「海外のスロットマシンを日本風にチューンしたもの」だったんですけど、どんなチューンだったかというと、それまで勝手に止まってたリールにストップボタンを付けて打ち手が好きなところで止められるよう改造したものだったとの事。

で、その後に出てきたのが上に書いたパチスロの始祖「ジェミニ」なんですけど、「オリンピア・スター」とジェミニの最大の違いは一体何だったんだというと、ズバリ「ボーナスゲームを搭載してたこと」のようです。

つまり自力で7を揃えてボーナスゲームにブチ込み、まとまったメダルを出すという「パチスロ」的な遊びがやっとここで生まれるわけですね。

なので歴史的には海外のスロットマシンがそのへんに普通においてあった沖縄の文化がまずあり、その後それを改造して国内で設置できるようにしたオリンピアマシンがあり、そのあとジェミニがでてきてついにパチスロになったと。こんな感じです。

で、こっからやっと本題なんですが、俺は沖スロの特徴のひとつである「完全告知」もこの流れのなかから生まれたものなんじゃないかと思ってます。

要するに「ボタン押さなくても勝手に揃って払い出しがある」スロットマシンの7図柄に馴れきった沖縄県民にとって、自分で揃える必要があるパチスロのボーナスはいかにもピンとこなかったくさい

1ゲームごとにレバーをガッシャン!ってやって当たったのハズレたの、という部分こそが「スロットマシン」の醍醐味なわけで、リーチ目とか滑りコマ数とかそういうのは遊びの種類的な部分で違和感があったんではないかと。

したがって、もとよりスロに親しんでおり、パチスロが流行する素養がある沖縄において、売れセンとなる仕様が他の地域とズレちゃうというか独特になっちゃうのは、必然だったのではないかと俺は思います。

ほんとにあくまでも俺の考えなんですけどね、とにかくこのようにして「沖縄での販売を主目的とした完全告知機(しかもデカコイン)」が他県に逆輸入されるような感じで広がっていく中で、ついには「沖スロ」というカテゴリができていったのかもしれませんな。

というわけで本日のネタである「沖スロってあるけど、なんで沖縄だけ特別扱いされとん?」に対応する答えがこちら。ドン!

沖縄県民のほうがスロットファンとしての歴史は長いんやぞ!

はい以上! 今週はここまで!

 
 

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ライター・あしの氏が当コラムにてお答えさせて頂く…かもしれません。

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